【連載】Gibson CustomとHistoric Reissueの軌跡 (第5回)
第五回 40th ANNIVERSARY 1959 LES PAUL REISSUEとAGED トム・マーフィーがギブソンを去った後、黙々と研究、開発を重ねながら、ヒストリック・リイシューのブラッシュアップに並々ならぬ情熱を注いできたキーマン、エドウィン・ウィルソンの監修により、1959年から4……
第五回 40th ANNIVERSARY 1959 LES PAUL REISSUEとAGED トム・マーフィーがギブソンを去った後、黙々と研究、開発を重ねながら、ヒストリック・リイシューのブラッシュアップに並々ならぬ情熱を注いできたキーマン、エドウィン・ウィルソンの監修により、1959年から4……
第四回 人気木目のパラダイムシフト 1996年を境に、日本では輸入代理店の尽力により、ローカルの嗜好とこだわりを反映させた、日本市場向けモデルを主軸とした製品展開の新潮流が生まれていたことを前回は述べました。その象徴となるニッチな製品、Les Paul Reissue ’58 Figured T……
第三回 マーフィーの回想と日本市場向けモデルの勃興 話を前回のカスタム・ショップからヒストリック・リイシューに戻します。「リイシューの再現度を高めることがビジネスになるということを会社の中枢に理解してもらう必要がありました」とマーフィーは回想します。時は1992年、現行モデルの“レス・ポール”の……
第二回 カスタム・ショップ 1991年、トム・マーフィー(1994年退職→2020年再入社)、エドウィン・ウィルソン(2017年退職)により、ギブソンUSAファクトリー内にカスタム・オーダーを受け付ける部門が開設しました。カスタム・ショップの胎動です。 ミュージシャン志望のためナッシュビルに移……
第一回(序説) 「全く同じ」を求めることで、作り手、買い手がともにヴィンテージ・レス・ポールについて知見を深めてきた。 昨年2019年に60th Anniversary 1959 Les Paul Standard、そして今年2020年には、60th Anniversary 1960 Les Pau……
現代の国内ロックシーン、ポピュラー音楽シーンで唯一無二の実力と魅力を放ち続けるアーティスト、斉藤和義氏。精力的な制作活動、バンド、弾き語り双方のスタイルでのライヴツアー、映画やTV番組とのコラボレーションやプロデュース活動等、今や最も多忙を極めるトップアーティストです。ギブソンは2012年以来、斉藤和義氏デザインに……
今回はGibson.comによるアーカイヴ記事(2017年12月当時)をお届けします。 Gibson.comにて不定期連載を続けております当企画では、ギブソン・ギタリストの偉人と称賛されたプレイヤーのキャリアに敬意を表しています。今回の主役は、御年74歳を今週に迎えたばかりで、真の実力に反し過小評価されることもある偉……
今回はGibson.comによるアーカイヴ記事(2017年9月当時)をお届けします。 スティーヴ・ジョーンズは純粋に言って、史上最も影響力のあるロックンロール・ギタリストであるかもしれません。何ですって!? 私は本当にそう言いましたっけ? はい、実際に今、そういいましたとも。理由はあります。スティーヴ・ジョーンズは極……
今回はEDS-1275に関するGibson.comによるアーカイヴ記事(2017年12月当時)をお届けします。昨今、”less is more” (より少ないものに集中すればそれをより多く生かせる)というミニマリストに見られるライフスタイルが多く聞かれますが、時には”more really is m……
Gibson.comにて不定期連載を続けておりますLegends of the Les Paulは、単にレスポールをプレイしているということだけではなく、イメージ的にもサウンド的にも、彼らの愛器である特定のレスポールと切っても切り離せない関係にあるロックの神々にスポットライトを当てる企画です。そのような関係性の中で、彼……
フレディ・キングは間違いなくブルーズギターの偉人です。しかし時に、B.B.やAlbertといった名だたる名手達の影に隠れてしまうこともあります。ですからこの機会に、まだ彼の音楽をご存知ない方に是非フレディの音楽に触れていただきたいのです。 フレディ・キングとは? エリック・クラプ……
世の中には視覚的に目立つギターが多く存在します。しかしながら、Gibson Flying Vほどに華やかなイメージを纏ったモデルはなかなかないでしょう。1958年に登場後、Flying Vのもつ近未来的な形状、特徴的なトーンや神秘的な魅力により、程なく多くの伝説的なブルーズ・ロック・アーティストがFlying Vの虜と……