衝動の始まりと創造の発露に寄り添い続けたい
ここに紹介する3本は、その仕様や価格に違いはあっても、すべて1952年のゴールドトップから生まれた最新のレスポールです。時代に即した技術が投入されながら唯一無二の形を保っている点で、このギターは歴史に残る奇跡のプロダクトと形容できるかもしれません。
しかし、あなたは気付いているはずです。どんなに美しい佇まいのレスポールも、それ単体では未完であることを。
ギターという楽器は、ネックに手を伸ばし、ボディを抱き寄せて弦を鳴らさなければ、何も始まりません。その最初のアクションがこの世界の至るところで起こり続けたからこそ、未知の音楽と新しいギターヒーローが次々に誕生してきました。
レスポールも製品である以上、発表から長い歳月を経ようとも、完成に達したとは言えません。ただ、音を奏でたい衝動の始まりと、音楽創造の発露に寄り添い続けたい。その思いと共にここまで来たのが、レスポールの70周年です。同時に、新しい音楽をともに創る弾き手を求め続けた70年でもありました。アニバーサリーを迎えても、その思いや求めに終わりはありません。
レスポールは待っています。音楽という未完の旅を、あなたとともに始められる日を。