ABOUT GIBSON


ギターブランドとして世界でもっともアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、今まで100年以上に及びジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家達の最高のサウンドを創造してきました。1894年に起源をもち現在はナッシュヴィルに本社を構えるギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的音楽の創造との密接な結び付き、そして革新的な製品開発など、これまでに脈々と受け継がれてきた伝統とレガシーを誇り、楽器メーカーの中で突出した存在感を示してきました。ギブソン・ブランズの製品ラインには、ギターブランドとして頂点に位置するギブソンに加え、エピフォンやギブソン・プロオーディオ部門のような、製品の存在感とともにファンに愛され続けている多数のブランドも含まれています。ギブソン・ブランズは、未来の音楽愛好家達がこれまでと同様にギブソン・ブランズの楽器によって創造された音楽を体験していただけるよう、クオリティ、革新性、卓越したサウンドの実現に全身全霊を注ぎます。


The First Gibson Electrics


ギブソンは最初のエレクトリック・ギターの製作を開始する時点で、既に40年間余りの蓄積されたqualityと Innovationの伝統を有していました。ギブソンの製作した最初のエレクトリック・ギターは、既に世界中を見渡してもベストな1本であったことは間違いありません。

1935年春、ギブソンはミュージシャンであるAlvino Reyの協力を得て、シカゴにあるLyon & Healy companyのエンジニアと共にピックアップのプロトタイプの開発に着手しました。その年の暮れ、開発拠点をギブソン社内に移し、ギブソン社のWalter Fullerが最終デザインを考案しました。1935年の暮れ、特徴的な六角形の形状を持つピックアップは、まずラップスチール・モデルに搭載されました。後にそのピックアップはES-150 (ESはエレクトリック・スパニッシュの略)と名づけられたFホール付きのアーチトップ・モデルに搭載され、最初の1本はミシガンのカラマズー工場より1936年5月20日に初出荷となりました。

ES-150は1936年当時のギタリストにとってベストのエレクトリック・ギターだったのでしょうか?独自のユニークなサウンドでエレクトリック・ギターの道を開拓したJazzギタリストのチャーリー・クリスチャンにとって、正にその通りでした。60年たった現在でもGibson ES-150はチャーリー・クリスチャン・モデルとして知られ、このモデルのピックアップこそがJazzに最良だと考えるJazzミュージシャンは数多く存在します。

ES-150の成功は諸刃の剣だったといえます。最先端のエレクトリック・ギター・メーカーとしてのギブソン社を確立することになるのと同時に、この記念碑的な偉業の更に上を行く発明をするよう使命を負うことになったからです。第二次世界大戦後に工場での生産が再開されると、ギブソンは実際にやってのけることになります。


The Golden Age of Innovation


第二次世界大戦後、エレクトリック・ギターの時代が到来し、Gibsonによる技術革新はその黄金期を迎えます。1946年には、ギタリストに新たなパワー感と汎用性を提供するP-90ピックアップを発売することになりました。社長であるTed McCartyによる強力なリーダーシップのもと、1949年には新機軸となる2つのモデル、初の3ピックアップ搭載のES-5と初のカッタウェイモデルのES-175をリリースすることになりました。

ソリッドボディー・ギターの出現はGibsonにとって新たな挑戦となりました。1936年にES-150を製作したときと同様、ギブソンの最初のソリッドボディー・ギターは伝統を継承しつつも、他社の1歩先を行く先進性を兼ね備えている必要がありました。削り込まれ起伏がつけられたボディ・トップの形状は1800年代後半のOrville Gibson製作による最初の1本を想起させます。ゴールドのフィニッシュはどのギターにも勝る最上の価値を意味していました。当時の最も著名なミュージシャンの協力を得て、遂に1952年にLes Paulモデルを発売します。Les Paulはすぐに JuniorSpecialStandardCustom の4つのタイプに分類されるようになります。いずれのモデルもGibsonの最高傑作となります。上位モデルには1954年に発売されたLes Paul Customに搭載されたMcCarty発案のtune-o-matic bridgeが実装されていました。現在でもギブソン・エレクトリック・ギターのブリッジのスタンダードとして位置づけられています。1958年には、McCartyはセミホロー・ボディのエレクトリック、そして近未来的な奇抜なデザインを持つソリッド・ボディという2つの斬新なアイディアを発案します。ES-335では、伝統的なアーチトップのデザインとモダンなソリッド・ボディの構造を融合させ、瞬く間にヒット商品へと導きました。Flying VExplorerModerne は何10年も先を行く最先端なデザインで人々を魅了しました。

ギブソンは1960年代にも前進を続け、61年にはより近代的なデザインが施されたダブルカッタウェイ仕様のSG、63年にはリバースボディーのFirebirdsをリリースしました。1965年にMcCarty社長の在任期間が終わるまでには、既にギブソンの最高傑作のモデル群がほとんど出揃っており、それらの傑作は後世までGibsonを推し進める原動力であり続けるでしょう。