ギブソンから、ウォーレン・ヘインズの最新シグネチャーモデル 『Warren Haynes Les Paul Standard』がリリース

ギブソンはこの度、グラミー賞受賞アーティストでアメリカ音楽界を代表するギタリストであり、ボーカリスト、そしてソングライターとしても活躍するウォーレン・ヘインズの最新シグネチャーモデル『Warren Haynes Les Paul Standard(ウォーレン・ヘインズ レスポール・スタンダード:以下和名)』をリリースすることを発表します。
以下、ウォーレン・ヘインズのコメントです。
「10代の頃にギブソンのサウンドに魅了されて以来、ずっとギブソンを弾き続けてきました。言うまでもなく、ギブソンとタッグを組んでシグネチャー・レスポール・スタンダードをリリースできた事を光栄に思います。昔からハムバッカー派だったので、(このギターに搭載されている)ハムノイズのないP-90は本当に気に入っています。(ハムバッカーとは違う)クールなトーンの変化を楽しむことができ、ブーストをかけるとさらにトーンの選択肢が広がります。ステージでこのギターを弾くのは本当に楽しいですし、スタジオで使うのも楽しみです。他のギタリスト達にも、このギターで同じ体験を味わってもらえる事を考えると最高の気分です。」

ウォーレン・ヘインズは、常に様々なジャンルを取り入れ、唯一無二の演奏スタイルで放つ情熱的なギター・ソロで知られています。彼は伝説的ロックバンドのオールマン・ブラザーズ・バンドをはじめ、ガヴァメント・ミュール、ウォーレン・ヘインズ・バンド、その他数々の著名なミュージシャンのセッションギタリストとして、ロック、ブルース、アメリカーナ・ミュージックのジャンルで高く評価されています。これまでウォーレン・ヘインズは、数多くの胸を打つようなパフォーマンスと、何百万枚もの売り上げを誇るアルバムや楽曲を生み出してきました。また、様々なプレイスタイルやジャンルにも精通しており、教則ビデオを通じて、他のプレイヤー達にそのノウハウを伝えています。自らを「ギブソン・マン」と呼称するウォーレンは、自身が大切にする61年製ES-335をはじめ、長年にわたって多くのギブソン・ギターを愛用してきました。
最新モデルの『ウォーレン・ヘインズ レスポール スタンダード』の仕様の特徴として、マホガニー・ボディにプレーン・メイプル・トップ、60’sチェリー・フィニッシュ、ウォーレン愛用のレスポールと同じ50年代仕様の分厚いネック・プロファイルを持ったマホガニー・ネック、ローズウッド指板にアクリル・トラペゾイド・インレイ、22フレット仕様のミディアム・ジャンボ・フレットを擁しています。
サウンド面では、従来のP-90の音響特性を備えながらもハムノイズ軽減を実現したP-90 DCを2基搭載し、さらにコントロール部に取り付けられたミニ・トグル・スイッチにより動作する15 dBのクリーン・ブースターも搭載しています。バッテリー・ホルダーはギター背面のコントロール・カバーから簡単に開けることができ、電池が切れてもミニ・トグル・スイッチをオフの位置に切り替えるだけで、引き続きギターの音色を出力することができます。
『ウォーレン・ヘインズ レスポール・スタンダード』は50年代のレスポールのルックスとフィーリングを持ちながらも、ノイズ・フリーのP-90 DCピックアップやオン・ボードのクリーン・ブースターといった現代的仕様を備えており、モダンと伝統の両立を実現しています。ウォーレンのように、古き良き風貌と現代的な機能美を兼ね備えたギターを求めるプレイヤーに相応しい傑作です。

昨年秋、ウォーレン・ヘインズは4枚目のソロ・アルバム「Million Voices Whisper」をファンタジー・レコードからリリースしました。セルフ・プロデュースによるこのアルバムでは、ヘインズはこれまでと同様に魂のこもったエネルギッシュなサウンドを響かせており、ソウルフルなブルース・ロック全11曲を収録しています。キーボードのジョン・メデスキー、長年ドラマーとして活躍するテレンス・ヒギンズ(ダーティ・ダズン・ブラス・バンド)、ガヴァメント・ミュールのベーシスト、ケヴィン・スコットなど、ウォーレンの現在のオールスター・バンドと呼べるようなメンバーが参加しています。アルバム「Million Voices Whisper」には、オールマン・ブラザーズ・バンドの同胞であるデレク・トラックスもゲスト参加しており、このアルバムで共演した3曲は、彼の言わずと知れたギター・サウンドでタフな仕上がりになっています。ウォーレンと共同プロデュースした「Last Waltz」ツアーで共演したルーカス・ネルソンとジェイミー・ジョンソンは力強い 曲となった「Day Of Reckoning 」でフィーチャーされています。
オールマン・ブラザーズ・バンド活動終了以来のスタジオ共演となったデレク・トラックスのギターでフィーチャーされた曲のひとつが「Real Real Love」。この曲は当初グレッグ・オールマンと共作したもので、ウォーレンはオールマンのスタイルと手法で製作し、まるでグレッグが友人を称えるために歌っているかのように仕上げています。
アルバム「Million Voices Whisper」は、トラックスとの共作「These Changes」で幕を開け、ホーン・セクションとヴァン・モリソンのヴァイブをフィーチャーしたジョンソンとの共作「Go Down Swinging」へと続きます。そして、ウォーレンの情熱的なボーカルとスライド・ギターの腕前が光る「Till The Sun Comes Shining Through」はソウルフルなパワー・バラードとなっています。リード・シングル「This Life As We Know It」は、アメリカーナ・シングル・チャートでトップ15、トリプルAラジオでトップ40にランクインを果たしました。
デラックス版CDに収録されている4曲のボーナス・トラックの中には、ウォーレンがリード・ボーカルとスライド・ギターをフィーチャーしたトラックス=ヘインズ作曲の 「Back Where I Started 」のニュー・バージョンと、ウォーレン、ネルソン、ジョンソンのパワー・トリオがCSNYの名曲 「Find The Cost Of Freedom 」をカバーした 「Day Of Reckoning 」のエクステンデッド・バージョンが収録されています。
その他アルバムの詳細は下記をご参考ください。https://found.ee/WHMillionVoicesWhisper
【製品詳細画像】


【名称】Gibson Warren Haynes Les Paul Standard
ギブソン ウォーレン・ヘインズ レスポール・スタンダード
【参考価格】 407,000円(税込)
【発売開始時期】発売中
【製品ページ】https://gibson.jp/electric/warren-haynes-les-paul-standard
【国内ギブソン正規販売店】
ギブソンについて
ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。