ギブソンから、 『Johnny Cash SJ-200』と『Rosanne Cash J-185』がリリース

2024.09.09 ニュース
左から『ジョニー・キャッシュ SJ-200』、『ロザンヌ・キャッシュ J-185』

 

1894年の創業から130周年を迎えるギブソンはこの度、ブランドの最高峰ギブソン・カスタムから、ジョニー・キャッシュの最新シグネチャーモデル『Johnny Cash SJ-200 (ジョニー・キャッシュ SJ-200:以下和名)』とジョニー・キャッシュの娘でカントリーシンガーソングライターのロザンヌ・キャッシュの最新シグネチャーモデル『Rosanne Cash J-185 (ロザンヌ・キャッシュ J-185:以下和名)』をリリースすることを発表します。

『ジョニー・キャッシュSJ-200』は、世界中のコレクターや音楽ファンが長い間切望していた限定モデルで、ジョニーが愛用した特徴的な1950年代後半のSJ-200を基にハンドメイドで製作されました。さらに、最新『ロザンヌ・キャッシュJ-185』は、ロザンヌ・キャッシュと米国モンタナ州ボーズマンにあるギブソン・アコースティック工場の熟練ルシアーとの密接なコラボレーションにより完成しました。

 

以下、ロザンヌ・キャッシュのコメントです。

「ギターはいつも家のどこかにあり、父は弾いていない時も常にギターを膝の上に置いていました。ギターは、個人的に大切なものであり、プロの音楽家として欠かせないものでもある、家族にとって必要不可欠なものなのです。私は父のギブソン・ギターを長年知っていますが、まさにあのギターは父の一部なのです。

楽器は単に演奏するための道具ではなく、一つ一つの楽器には様々な歌が宿っています。素晴らしい芸術は永遠に続くものだと思うし、(そういった楽器と共に)子供たちや孫たちに受け継がれていってほしいです。」

米国ナッシュヴィルのカントリーミュージックの殿堂で撮影されたロザンヌ・キャッシュのインタビューはこちらをご覧ください。ジョニーがデザインに多大な影響を与えた、ジョニー愛用の50年代後半の『SJ-200』にまつわる歴史や、ロザンヌの最新『ロザンヌ・キャッシュ J-185』について語られています(英語)

 

 

 

『ジョニー・キャッシュ SJ-200』

ジョニー・キャッシュは、カントリー、ロックンロール、ロカビリー、ブルース、フォーク、ゴスペルなど、さまざまなジャンルの音楽に多大な影響を与えました。彼は9000万枚以上のレコードを売り上げ、「カントリーミュージック」、「ロックンロール」、「ゴスペルミュージック」、「ロカビリー」、「ナッシュヴィル・ソングライターズ」、「メンフィス・ミュージック」のそれぞれにおいて殿堂入りを果たしています。彼はグラミー生涯功労賞(1999年)、CMA賞(9回)を含め、13度のグラミー賞の栄冠に輝き、ケネディ・センター名誉賞と国民芸術勲章も受賞しています。

1950年代後半、ギブソンはキャッシュのために2本のSJ-200を製作しました。そのギターについて、指板上にはマザーオブパールによる彼の名前のインレイが施されており、ジョニー・キャッシュ自らがデザインした特徴的なピックガードが装着されていました。

ジョニー・キャッシュの遺した偉大な功績に敬意を表し、この度ギブソン・カスタムショップはジョニー・キャッシュのギターの復刻モデルを限定リリースします。モンタナ州ボーズマンにあるギブソン・カスタムショップの熟練ルシアーのハンドメイドにより、100本のみ限定生産となります。

 

『ロザンヌ・キャッシュ J-185』を手にするロザンヌ・キャッシュ

 

ロザンヌ・キャッシュは傑出したシンガーソングライターのひとりであり、ベストセラーとなった回想録『Composed』の著者でもあります。これまでに15枚のアルバムをリリースし、グラミー賞を4度受賞し12回のノミネート歴を誇ります。

彼女は「ナッシュヴィル・ソングライターの殿堂」で称えられる数少ない女性のひとりであり、2021年にはアメリカ文化に多大な貢献をしたアーティストに贈られる名誉あるエドワード・マクダウェル・メダル受賞の栄冠に輝きました。彼女はこの栄誉を受ける初の女性作曲家となりました。彼女の音楽にはフォーク、ポップ、アメリカーナ、ロック、ブルースの要素が取り入れられており、彼女は自らの多様な音楽性を表現できる多用途なギターを志向していました。

ギブソン・カスタムのロザンヌ・キャッシュ J-185は、この伝説的なアーティストとのコラボレーションを通じて製作され、卓越した汎用性を実現しています。快適な演奏性の実現のため僅かに胴厚をスリム化したフレイムメイプル・ボディを採用。サーマリーエイジド加工が施されたシトカスプルース・トップ、20フレット仕様でマザーオブパールのパラレログラム・インレイが施されたローズウッド指板、スリムテーパー・プロファイルを持つ 24.75インチ・スケールのマホガニー・ネック等、特徴的な仕様を誇ります。ヘッドストック上のGibsonロゴとクラウン・ロゴには、このモデルのために特別にデザインされたピックガード上の「Cash」ロゴと同様にマザーオブパールが使用されています。本モデル独自のピックガードは、彼女の父親が所有するJ-200のピックガードからのインスピレーションにより、ロザンヌと夫のジョン・レヴェンタールによってデザインされています。

L.R. Baggs™ VTCアンダーサドル・ピックアップとプリアンプ・システムが搭載され、ステージやスタジオでの使用にも最適です。米国モンタナ州ボーズマンにあるギブソン・アコ―スティック・カスタムショプの熟練のルシアーにより、100本のみ特別に限定生産となります。

 

『ロザンヌ・キャッシュ J-185』

 

左から『ジョニー・キャッシュ SJ-200』、『ロザンヌ・キャッシュ J-185』

 

 

【名称】Gibson Johny Cash SJ-200  ギブソン ジョニー・キャッシュ SJ-200
【参考価格】2,068,000 円(税込)
【発売開始時期】発売中
【製品ページ】https://gibson.jp/acoustic/johnny-cash-sj-200

 

【名称】Gibson Rosanne Cash J-185  ギブソン ロザンヌ・キャッシュ J-185
【参考価格】729,300 円(税込)
【発売開始時期】発売中
【製品ページ】https://gibson.jp/acoustic/rosanne-cash-j-185

 

 

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    ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。

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