ヴィンテージ・エレキギターのファンにとって、1959年はギブソンの歴史における金字塔的な年であり、今日最も切望される名器の数々が誕生した年です。その同じ年にデビューを飾ったのが、Gibson ES-330™でした。外観の似たエピフォン・カジノ™としばしば比較されますが、ES-330が先行して発売されており、カジノが登場したのはその2年後の1961年のことです。このたびギブソン・カスタムは、8年間の生産休止期間を経て、1959 ES-330 Reissueをギブソン・カスタム・ヒストリック・リイシュー・コレクションの主要ラインナップとして再び迎えることとなりました。
ES-330 Reissueは、メイプル/ポプラ/メイプルの3プライ構造によるフルホロウ・シンライン・ボディを採用しています。ES-335とは異なり、メイプル・センターブロックを持たない構造により、より開放的で共鳴豊かなアコースティックサウンドと、生音での豊かなボリュームを実現しています。この特性により、手軽に手に取って弾ける最高の「カウチ・ギター」のひとつとしての評価を確立しています。
ワンピース・マホガニー・ネックは、オーセンティック1959プロファイルで削り出されています。これは、太すぎることなくクラシックな質感を楽しめる、適度な厚みのCシェイプです。バインディングが施されたワンピース・ローズウッド指板には、当時の仕様を再現した22本のミディアムジャンボ・フレットと、控えめなセルロース・ドット・インレイが配されています。オリジナル同様、16フレットでボディに接合されるネック構造により、理想的なブリッジ配置と当時のモデルと同じ演奏感を実現しています。
サウンドの核となるのは、ブラックのドッグイヤー・カバーを装着した一対のP-90ピックアップです。ブリッジ・ポジションには標準的な巻き数とアルニコ3マグネット、ネック・ポジションには巻き数を抑えたアンダーワウンド仕様とアルニコ5マグネットを組み合わせることで、各ポジションでバランスの取れた音色を生み出します。各ピックアップはCTS®ポットとペーパー・イン・オイル・コンデンサーを使用し、独立したボリュームとトーン・コントロールに配線されています。
フルホロウ構造の特性上、ソリッドボディやセミアコースティック・ボディに比べてフィードバックの影響を受けやすく、極端なハイゲイン設定には向いていません。しかし、適切なテクニックを用いることでオーバードライブにも美しく対応し、他のギターとは一線を画す独特の歌うようなサステインを提供します。アメリカーナ、ブルース、60年代ポップス、カントリー、ジャズ、ロックなど、ES-330は極めて幅広い表現力を備えています。
その他の仕様として、ニッケル・ハードウェア、ワイヤーなしのヒストリックABR-1ブリッジ、トラぺーズ・テイルピース、ナイロン・ナット、Kluson® Deluxeチューナー、マルチプライES-330ピックガード、ダイヤル・ポインター付きのトゥルー・ヒストリック・ゴールド・トップハット・ノブを採用しています。ニトロセルロース・ラッカー・フィニッシュとVOSハードウェア処理の組み合わせが、大切に保管されてきたヴィンテージ個体のような、穏やかな経年変化を感じさせる外観を再現しています。
1959 ES-330 Reissueがギブソン・カスタム・ヒストリックのラインナップに再び加わったことで、現代のプレイヤーがこの卓越した楽器とともに奏でる音楽を楽しみにしていますLifton™ハードシェルケースが付属します。