Features

 

世界で5人目のレス・ポール・シグネチャ・アーティスト、日本人初のギブソン・シグネチャ・モデルとなったTak Matsumoto Les Paulが、Bz 30周年となる今年2018年に最新の仕様となり数量限定でリリース。

■松本孝弘氏の初号シグネチャ・モデルとして1999年にリリースされた、Gibson Custom Tak Matsumoto Les Paul Canary Yellowの最新モデル。
ルックスはそのままに、トーンとプレイアビリティを現在の活動での運用を考慮してアップデイト。 

■ネック形状を本人所有の1959年製ヴィンテージ・レス・ポールと、そのレプリカとなったシグネチャ・モデルと共通化、プレイアビリティを統一。

2007年以降、レコーディング、ステージともに高い頻度で活用されている、1958 Les Paul #CR87124と同様にチェンバード・ボディを採用。
豊かな鳴りとライト・ウェイトの高い汎用性により、幅広いプレイ・スタイルに対応。

 

 

メーカー希望小売価格: 678,000円(税別)
生産上限数: 150  
予定発売時期:2018年 夏 
取り扱い:GIBSON BRANDS Authorized Dealer

 

プロダクト・ページ・リンク
https://gibson.jp/electric-guitars/6179

 

日本人初ギブソン・シグネチャ・アーティスト松本孝弘氏とTak Matsumoto Les Paul

 

 

エンドースメント

1952年に誕生、その後のポピュラー・ミュージックに多大な影響を与え続けている不朽のマスターピース、レス・ポール。ギブソンは1995年以降、そのレス・ポールをベースとして、ジミー・ペイジ、スラッシュ、ジョー・ペリー、エース・フレーリーといった世界に名だたるロック・ギタリストの名を冠したレス・ポール・シグネチャ・モデルを製作してきました。1999年、世界で5人目、日本人としては初のレス・ポール・シグネチャ・アーティストとして契約を交わしたのが、Bzのギタリスト 松本孝弘氏です。ギブソンが当時から重きを置いていた日本市場からシグネチャ・アーティストを輩出するにあたり、その人気、実力、影響力に加えて、ライブ、レコーディングともにレス・ポールを愛用してきた松本氏を候補としたのは必然であり、日本人シグネチャ・モデルのプロジェクトは、松本氏の存在により始動したと言えます。

 

初号シグネチャ・モデル Tak Matsumoto Les Paul

アーティストの名を冠した製品を作る以上、楽器として完成度が高いことはもちろん、トーン、プレイアビリティ、ルックスのすべてにおいて、松本氏の希望を100%満たすレヴェルであることが求められます。リリース第一弾となったカスタム・ショップ製のキャナリーイエローは、本人が使用することを前提に、ヒストリック・モデルに採用されていたディープ・ネック・ジョイントと、ヴィンテージPAFの究極のレプリカ、バーストバッカー・ピックアップにより、抜けの良いトーン、ロング・サスティーン、優れたサウンド・レスポンスを実現しました。プレイアビリティは、1957 レス・ポール・ゴールドトップ・リイシューを若干薄くモディファイすることで、骨太なレス・ポール・トーンを維持したまま、松本氏の好みによせたグリップに仕上げました。鮮やかなキャナリーイエロー・カラーと輪郭を引き締めるブラック・バインディングのコントラストも松本氏の希望によるもので、入念にカラー・サンプルによる確認を重ねることで、審美眼にかなった仕上がりとなりました。

199968日、満を持して東京都内のライブハウスにおいて関係者向け発表会が開催され、詰めかけた多くの報道陣の前でその全貌が明らかとなり、翌日のメディアを賑わせました。限定数90本、560,000円でリリースされたカスタム・ショップ製品は、楽器店への予約が殺到し、瞬く間に入手困難なプレミアモデルとなりました。続いてリリースされたギブソン U.S.A.(本工場)製(330,000円)も、今でもユーズド市場に出れば即売れてしまう人気機種として注目を集め続けています。

 

■Tak Matsumoto Les Paul Standard Canary Yellow 2018

プロジェクトの胎動は、Bz 30 th Year Exhibition SCENES 1988-2018を記念して、「キャナリーイエローを再び」という企画案からでした。ルックスは当時そのままに、トーンとプレイアビリティは、この20年間のカスタム・ショップの進化による最新技術の投入により、バージョンアップしています。松本氏にとっても初号モデルへの思い入れは強く、双方の合意からプロトタイプの完成まで順調にすすみました。1999年リリース・モデルとの大きな変更点は、松本氏のリクエストによるボディのチェンバード構造です。これはマホガニー・バックの外周とブリッジ、テイルピース、ネックジョイント部を除いた部分に空洞を設けることで、サウンドのチューニングと合わせて、軽量化という恩恵も得られます。チェンバード構造は指定がない限りヒストリック・モデル以外の製品に用いられていますが、興味深いのは、1959年製ヴィンテージ・レス・ポールを所有し、現場で使用している(してきた)複数のギタリストが、チェンバード・モデルはヴィンテージ・トーンに近いとコメントしていることです。松本氏自身も、同様の仕様を持つ1958 Les Paul #CR87124を入手した2007年以降、レコーディング、ステージともに高い頻度で活用しており、現在の活動において幅広いプレイ・スタイルで使用することを前提に、その豊かな鳴りとライト・ウェイトの恩恵を自身のモデルに取り入れることを試みたと言えます。

 

松本孝弘氏のサウンドについて

それは聴く人の琴線に触れるメロディとサウンド、そしてワンフレーズ聴けばわかるオリジナリティです。西洋発祥の音楽と楽器でありながら、どこか東洋的であり、時に和楽器の様に感じられる独自の世界観は、センスだけで得られるものではなく、自らのアイデンティティを確立するために探求を続けた結果、たどり着いた領域と言えるでしょう。日本のロック・シーンのトップ・ポジションに甘んじることなく、ソングライティング、ギターテクニック、サウンドメイキングの、いずれにおいても、より高いクオリティを追求し続ける松本氏の姿勢が、聴く人の心に響くギターサウンドのエッセンスとなっていることは間違いありません。

 

20年という長いリレーションを経て、Tak Matsumoto Les Paulが、Bz 30周年の年に復刻されるという出来事は、ファンの皆様にも共に喜んでいただけると確信しています。

 

B’z 30th Year Exhibition SCENES 1988-2018

6月15日まで開催中 > http://bz-vermillion.com/exhibition/