Vintage Guitar掲載記事: Super 400 Premiere Acoustic
近頃Gibson Super 400 Premier cutawayがVintage Guitarに取り上げられ、“Classic Instruments”という連載記事のなかで特集されました。1940年にギブソンのマーケッティング資料に初めて登場し、当時、ケースとジッパー付きのカヴァー込みで希望小売価格は$425の設定でした。同モデルは当時のギブソンカタログの中でもっとも高価なモデルだったと記事では記されています。
“高価なギターでしたが、これらのギターの生産には高い水準の熟練技術が必要でした” と記事では記されています。“当時、大恐慌からまだ経済は回復しておらず、ほとんどのミュージシャンはこういったギターを購入する余裕はありませんでした。ギブソンに1930年代から1940年代にかけて勤務していたJulius Belsonは当時の生産数を記録していました。Super 400P sunburstは、1939年に6本、1940年に10本、1941年に13本の生産でした。一方、Super 400 PN naturalは1940年に13本、1941年に5本の生産でした”
The Super 400PとL-5Pは、ギブソンによる最初のカッタウェイ付きモデルでした。記事ではこう記されています。“戦前のPremiere Super 400でもL-5でもどちらも大変貴重なコレクター垂涎のギターです” 更にこう付け加えています。ほとんどのプレイヤーは1940モデルを好んでおり、それは、1930年代のモデルとは異なり、ボディトップ上に高い位置で拡張された指板を有しているからです。
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ギブソンについて
ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。