Vintage Guitar掲載記事: ギブソン・タル・ファーロウ・モデル

Russell Hall | 2018.03.01 製品記事

 

ヴィンテージの美しいギブソン・タル・ファーロウ・エレクトリック・アーチトップ・モデルが、この度、Vintage Guitarで取り上げられ、“Classic Instruments”という連載記事のなかで特集されました。記事では同モデルを、“1960年代のアーチトップのアーティストモデルのなかでもっともレア” と表現し、タル・ファーロウ・モデルは“真のプロユースのギターだった” と記しています。

“タル・ファーロウ・モデルは、1960年代初頭に初めてカタログ掲載された4機種のフル・アコースティック・ボディのアーティストモデルの中の一機種です” と記者は記しています。“1962年に市場に導入された同モデルはES-350を基にしていました。ES-350は、ファーロウが1950年代中盤にRed Norvoと彼のトリオとの演奏時に使っていたギターです。1950年代のギブソン・エレクトリック・アーチトップの伝統に沿って製作されたタル・ファーロウ・モデルは、ちょっとした成功に甘んじることになりました。それはおそらく、ファーロウ自身が当時、約6年前に精力的な演奏活動からリタイアしてしまっていたからではなく、フル・ボディ・サイズのフル・アコースティック・アーチトップモデルの時代が下火になろうとしていた当時の時代背景によるものでしょう。”

記事では、同モデルの仕様や特徴などを仔細にレポートしています。記者はまた、タル・ファーロウ・モデルの製造中止が正式に発表される1971年までに、合計215本が生産されたと記しています。タル・ファーロウ・リイシュー・モデルについてはコチラにてご確認ください。

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ギブソンについて

ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。

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