ギブソン・カスタムからミック・ロンソンの最新シグネチャーモデル 『Mick Ronson 1968 Les Paul Custom Collector’s Edition』がリリース

2026.03.26 ニュース
ザ・スパイダーズ・フロム・マーズのギタリスト、ミック・ロンソン(1946-1993)が、1973年のジギー・スターダスト/アラジン・セイン・ツアーにおいて、デヴィッド・ボウイと共にステージで演奏する様子(Photo by Michael Putland/Getty Images)

 

 

ギブソンはこの度、ブランドの最高峰ギブソン・カスタムから伝説的ギタリストの最もアイコニックなギターを再現した『Mick Ronson 1968 Les Paul Custom Collector’s Edition(ミック・ロンソン 1968 レスポール・カスタム コレクターズ・エディション:以下和名)』を世界限定100本にて発売することを発表いたします。

 

プロデューサー、アレンジャー、ソングライター、マルチプレイヤーとして、またロック界で最も特徴的なギターサウンドの持ち主の一人として長く称賛されてきたミック・ロンソンは、現代音楽に不滅の足跡を残しました。そして彼のストリップド・フィニッシュを施した1968年製レスポール・カスタムは、そのサウンド、スタイル、そしてレガシーを形作る決定的な存在となったのです。

 

ロックにおいて最も特徴的で、大きな影響力を持ったギタリストの一人であるミック・ロンソンは、デヴィッド・ボウイのキャリアにおいて最も変革期を迎えた時期に、単なる右腕以上の存在でした。彼はプロデューサー、編曲家、ソングライター、マルチプレイヤー、そしてドラマチックでメロディック、そしてアグレッシブなスタイルで一つの時代を築いたギタリストでした。編曲家としても、デヴィッド・ボウイ、ルー・リード、ピュア・プレーリー・リーグ、エレン・フォーリー、ロジャー・マクギンといったアーティストたちの作品に影響を与え、ジョン・メレンキャンプの「Jack & Diane」の編曲にも貢献しました。

 

ロンソンは、ルー・リードの1972年アルバム『Transformer』収録曲「Perfect Day」の制作において重要な役割を果たしました。共同プロデューサー、ピアニスト、ストリングス・アレンジャーとして、グラム・ロックの要素を取り入れたサウンドの世界を形作りました。彼の手腕により、この楽曲は豊かで哀愁を帯びたドラマチックな独特の世界観を生み出し、リードのシンプルで心温まるボーカルパフォーマンスと見事に調和し、壮大なエモーショナルな風景を創り出したのです。ロンソンが「Perfect Day」で奏でたピアノは、彼の最高傑作かつ最も卓越した演奏の一つです。控えめで優雅、そして静かに胸を打つその演奏は、まさに至高の域に達しています。また、象徴的なストリングス・パートのアレンジからギターやピアノの演奏に至るまで、『Transformer』への彼の多岐にわたる貢献により、このアルバムは不朽の名作になりました。

 

イアン・ハンターとの共同制作、ボブ・ディラン、ロジャー・ダルトリー、ヴァン・モリソンとのスタジオ・セッション、そしてモリッシーやロジャー・マクギンらアーティストへのサウンドプロデュースは、彼が稀に見る音楽的才覚の持ち主であることを示しました。

 

ロンソン自身のソロ活動では5枚のスタジオアルバムを発表し、その中には英国チャートトップ10入りを果たした『Slaughter on 10th Avenue』も含まれていました。中でも、ボウイと共作した——『The Man Who Sold the World』、『Hunky Dory』、『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』、『Aladdin Sane』——こそが、彼のロック史における地位を確固たるものにしたのです。

 

 

ロンソンのサウンドの中核をなしていたのは、彼が愛した1968年製レスポール・カスタムでした。彼はこの楽器のオリジナルのエボニー仕上げを剥がすことで、その独特で生々しいルックスを施し、それが彼のアイデンティティと切り離せないものとなりました。そのトーンは、ワウ・ペダル、ファズ、エコーを駆使して作られたもので、彼のステージ上の存在感と同様に力強く表現力豊かでした。ギブソン・カスタムは、そのレガシーを称え、ロンソンのボウイ時代のオリジナル・ギターが持つスピリット、個性、そして美学を忠実に再現したモデルを発表いたします。『ミック・ロンソン 1968 レスポール・カスタム コレクターズ・エディション』は、細部に至るまで入念な手作業で製作され、マーフィー・ラボの精密なエイジング技術により、オリジナル楽器の摩耗、弾き心地、そして音色の特性まであらゆるニュアンスを再現しております。

 

「ミックは、今でもこれほどまで多くの人に語り継がれている事に、きっと驚いていると思います。このギターは、伝説的な彼の音楽人生にさらなる輝きを添えるものだと思います。」 —スージー・ロンソン

 

 

以下、ギブソンのEMEAのマーケティング責任者のリー・バートラムのコメントです。 「ミック・ロンソンは真の音楽界のレジェンドであり、その影響力は、あまりにも短い生涯の中で成し遂げられたにせよ、決して過大評価されることはありません。作曲家、プロデューサー、歌手、そして同世代で最も影響力のあるギタリストの一人として、ミックはデヴィッド・ボウイ、ルー・リード、モット・ザ・フープル、エルトン・ジョン、その他数えきれないほどのアーティストとの作品を通じて、1970年代のサウンドそのものを形作る上で多大な貢献をしました。彼のソロ作品や幅広いコラボレーションは、1993年に突然この世を去るまで、そして今もなお、ファンや音楽仲間たちにインスピレーションを与え続けています。世界中の人が、今でもミック・ロンソンを惜しんでいることでしょう。このプロジェクトが、彼の成し遂げたことに対する高い評価を、更に広めるきっかけとなればと思います。ギブソンにとって、このギターを通して彼が遺したレガシーを称えることは、光栄であり、また誇りです。」

 

ミック・ロンソンの妻スージー・ロンソン、娘のリサ、そしてゲイリー・ケンプ(スパンドゥ・バレエ ギタリスト)、ウッディ・ウッドマンシー(スパイダーズ・フロム・マーズ ドラマー)が、彼の不朽の音楽的影響力と芸術的功績について語るインタビューを、こちらでご覧いただけます。

 

 

 

 

最新『ミック・ロンソン 1968 レスポール・カスタム コレクターズ・エディション』は、マホガニー・ボディにプレーン・メイプル・トップ、マホガニー・ネックはAuthentic ’68 Medium Cシェイプ・ネックプロファイルを採用。22本のミディアム・ジャンボフレットのエボニー指板には、マザー・オブ・パール・ブロック・インレイが施されています。ハードウェアはエイジド・ゴールド仕上げで、Groverチューナー、ABR-1ブリッジ、そして使用感のあるStop Barテイルピースを採用しています。ボリュームとトーンのノブはロンソンのレスポール・カスタムと同様のデザインで、ピックアップはアンポッテッドの’68 Customハムバッカー(アルニコ2マグネット、カバーなし)を使用し、アグレッシブなトーンを再現しています。ボリュームとトーンのコントロールはCTS 500kオーディオ・テーパー・ポットとブラック・ビューティー・コンデンサーでハンドワイアリングされています。

 

本モデルはテネシー州ナッシュビルのギブソン・カスタムショップおよびマーフィー・ラボの熟練の職人達によって手仕上げで100本限定製作。ミック・ロンソンのサインを再現した外装デザインのカスタム・ケース、レプリカ・ストラップ、サイン入り認定書が付属します。

 

 

 

 

 

 

【名称】Gibson Custom Mick Ronson 1968 Les Paul Custom Collector’s Edition ギブソン・カスタム ミック・ロンソン 1968 レスポール・カスタム コレクターズ・エディション
【参考価格】1,451,854円(税込)
【発売開始時期】発売中
【特設ページ】https://gibson.jp/electric/mick-ronson-1968-les-paul-custom-collectors-edition

 

 

ニュース一覧に戻る

ギブソンについて

ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。

For more information on GIBSON, visit:

WEBSITE | TWITTER | INSTAGRAM | FACEBOOK | YOUTUBE