世界2店舗目となるギブソンのフラッグシップ・ストア 『Gibson Garage London』が2月24日にオープン

2024.03.06 ニュース
左からナット・ジルカ(ギブソンの会長)、マーク・アグネシ(ギブソンのブランド・エクスペリエンス・ディレクター)、セザール・グイキアン(ギブソンのプレジデント兼CEO)、ジミー・ペイジ、サー・ブライアン・メイ、トニー・アイオミ
Photo by Dave Hogan

 

この度ギブソンは、2月24日に『Gibson Garage Nashville』に続く世界で2店舗目となるギブソンのフラッグシップ・ストア『Gibson Garage London (ギブソン・ガレージ・ロンドン:以下和名)』をオープンしました。
一般オープンに先立って2月22日に開催されたオープニング・セレモニーにはジミー・ペイジ、トニー・アイオミ、サー・ブライアン・メイ、ジェイムス・ベイ、ロージー・フレイター・テイラーをはじめとする多くのギブソンのアーティスト達が一堂に会しました。オープン前には多くの音楽ファンがギブソン・ガレージを一目見ようと通りに列をなし、店内では伝説のギタリスト、ジミー・ペイジを招いたスペシャル・イベント "In Conversation"の他、ステージでは各種アーティストのライブが行われました。

ギブソン・ガレージは、世界中の音楽ファンにとって究極のギター体験ができる場所であり、ギブソンの130年にわたる音楽の歴史を知ることができます。『ギブソン・ガレージ・ロンドン』は、ギブソン・ガレージ・ナッシュヴィルに続く、米国外初のフラッグシップ・ストアで、英国ロンドン、オックスフォード・ストリートからすぐのイーストキャッスル・ストリート61-62番地に位置します。

ギブソン・ガレージ・ロンドンのキックオフ・イベントで、ギブソンは音楽史上最も影響力のあるミュージシャンの一人、ジミー・ペイジとのコラボレーション・パートナーシップの締結を発表しました。ジミー・ペイジは、音楽、芸術、文化のあらゆるジャンルのアイコンであり、世界的ロックバンド “レッド・ツェッペリン” の共同創設者です。レッド・ツェッペリンの主な楽曲の作曲を担っていたジミー・ペイジは、ブルースとフォークからインスピレーションを得て、バンドの特徴ともなった先駆的なロック・サウンドを生み出し、その後のあらゆる形態のロック・ミュージックに革命をもたらしました。

以下、ジミー・ペイジのコメントです。
「セザールに会って、これからのギブソンの展望を聞いた時、是非自分も協力したいと思いました。ギブソンのファクトリーで働いている人たちの働きぶりを見て、かつて私がレスポール・カスタムとダブルネックを手にしたことは間違いなく正しい決断だったと確信しました。」

以下、ギブソンのプレジデント兼CEOのセザール・グイキアンのコメントです。
「ジミー・ペイジは、ギブソンの歴史においてとても重要な人物です。ジミー・ペイジはギターのアンバサダーであり、ロックの誕生と進化における音楽の先駆者です!多くの点で、ジミーはギブソンの黄金期以降のギブソンの成功、継続的な革新、進化に多大な貢献をしてきた人物です。私たちは、ジミーがギブソン・チームを信頼してくれたことに感謝し、この壮大なコラボレーションを形にすることで彼に敬意を表したいと思います。」

ジミー・ペイジが出演するトレイラー動画はこちら。

 

ギブソン レスポールを手にするジミー・ペイジ
photo by Ross Halfin

 

ギブソン・ガレージ・ロンドンのメインフロア

 

ギブソンはクラフトマンシップとイノベーションの歴史と共に、音楽カルチャーの代名詞となっています。ギブソン・ガレージ・ロンドンは4,500平方フィート(約418平方メートル)の広さで、ギブソン、ギブソン・カスタム、ギブソン・アコースティック、エピフォン、クレイマー、マエストロ・ペダルなど、300本以上のエレクトリック・ギターとアコースティック・ギターを実際に演奏することができます。

ギブソン・ガレージ・ロンドン内の “ギブソン・カスタムショップ・マーフィー・ラボ” のエリアでは、壁からお好みのトップ材を選んだり、スペックをカスタマイズして自分だけの “Made-to-Measure” と呼ばれるカスタム・ギターをデザインすることができます。ギブソン・ガレージ・ロンドンには、英国最大級のギブソン・アコースティック・ギターが展示されたアコースティック・ギター・ルームがあり、さらにエピフォンのエレキ、アコースティック、ベース、クレイマー・ギターが展示されています。ガレージでは、ギブソン、エピフォン、クレイマー、MESA/ブギー、マエストロ・ペダルのすべてを手に取って演奏することができ、ギブソン限定のアパレル、ギフト、ライフスタイル・グッズやギター・アクセサリーも購入することができます。ギブソン・ガレージは、ベテランのプロ・ミュージシャン、カジュアルなギタリスト、初心者、そしてギターを弾かない音楽ファンまで、ロンドンで必見の新しい音楽スポットです。

以下、トニー・アイオミのコメントです。
「ギブソンが新しいギブソン・ガレージをロンドンに作ったことは本当に素晴らしいことです。ここは普通のギター・ショップとは違う、ミュージシャンがインスピレーションを得るために行く場所です。どのようなスタイルのプレイヤーであっても、ここにある様々なギターから選んで弾く事ができます。是非楽しんでください!」

以下、サー・ブライアン・メイのコメントです。
「新しいギブソン・ガレージ・ロンドンは、かつて私たちが夢見たギター・ショップのあるべき姿、つまり、若いプレイヤーが歓迎され、最高級の楽器やアンプ、機材に囲まれ、「自分のことは自分でやれ」と言われることのない場所になるでしょう!これこそロックの新時代!」

以下、ジェームズ・ベイのコメントです。
「ミュージシャンとして、初めてギターを手にした時、大きな衝撃が走ったのを覚えています。それから初めてメロディーを弾き、演奏で指にマメができ、それでもまた何度も弾きました。ギターは飽きることがないんです。ギブソン・ガレージ・ロンドンは、特に演奏を学びたい若者にとって、創造性とインスピレーションを得るための重要なスペースとなるでしょう。ここに来ることで、音楽への情熱がさらに増し、才能のある新世代のギタリストが生まれると確信しています。」

以下、ギブソンのプレジデント兼CEOのセザール・クイキアンのコメントです。
「ギブソン・ガレージは、ファンの皆さんにギブソンを体験していただくための場所です。ロンドンには今でも影響力のある音楽の歴史があり、ガレージはロンドンの音楽コミュニティの一部となるでしょう。ライブステージでは、音楽界のレジェンドから新進アーティストのパフォーマンスやスペシャル・イベントを随時開催する予定です。ギブソン・ガレージは、ギブソンの楽器、サウンド、メディア、アパレルを通して、ライブミュージックとライフスタイルを体験できるエキサイティングな場所です。ギブソン・ガレージがロンドンの音楽シーンに多大な影響を与えるだけでなく、ロンドンで必見の場所となることを願っています。」

 

左からジェームズ・ベイ、トニー・アイオミ、ジミー・ペイジ、サー・ブライアン・メイ

 

オープニングセレモニーの模様はこちら。

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ギブソンについて

ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。

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