ギブソン・ブランズのCEOに セザール・グイキアンが正式に就任
この度ギブソンは、正式にCesar Gueikian(セザール・グイキアン:以下和名)がギブソン・ブランズのCEOに就任したことをお知らせします。
以下、ギブソン・ブランズの取締役会 会長であるナット・ジルカのコメントです。
「私はギブソンを再建するにあたり、これまでの5年間セザールと共に仕事をする機会がありました。彼はギブソンで目覚ましい実績を築き、製品、マーケティング、アーティストとの関係など、会社の多くの成長に多大な貢献を果たしました。さらに、セザールには音楽、特にギブソン・ギターに対する並々ならぬ個人的情熱があります。彼は熟練したリーダーであり、ミュージシャンであり、自他ともに認めるギターオタクです。私たちは、セザールがギブソンの新しいCEOとして、また会社としての素晴らしい成長を築くために理想的な人物であると確信しています。」
以下、ギブソン・ブランズの新プレジデント兼CEOに就任したセザール・グイキアンのコメントです。
「私はこの度ギブソン・ブランズの常任CEOを引き受けることを光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いです。ギブソンで働く事は、私にとってまさに情熱的なプロジェクトです!
ナット・ジルカが会長を務める取締役会は、この5年間惜しみないサポートと共に、私の最大の情熱である音楽とギターだけでなく、ギブソン・ギターと私のビジネス・バックグラウンドを融合させる機会を与えてくれました。取締役会、チーム、アーティスト、そしてファンからの圧倒的なサポートと共に、常に成長を目指すリーダーシップ・チームと取り掛かっているプロジェクトを推し進めていくことを楽しみにしています。
私たちには音楽における壮大な歴史があり、それには責任が伴います。私たちは、ブランドとして年を重ねるほど、どうすればより時代にあった存在となり、アイコニックな過去の遺産を活用してより創造的になれるかを常に自問しています。
私たちの未来は、チームの仕事に対する情熱と誇り、そして音楽のジャンルを超えた世界中のアーティストたちとのクリエイティブなコラボレーションにかかっています。音楽が最高の状態にあるとき、アーティストとファンの思いが融合し、その超越した体験は特別なものです。私は新たなスタート切り、その勢いを保ちながら、さらに前進していくのが待ちきれません。」
グイキアンは2018年にチーフ・マーチャント・オフィサーとしてギブソン・ブランズに入社し、2021年にブランド・プレジデントに任命されました。グイキアンはその間、ブランドや製品の革新、自社メディアの進化、アーティスト・リレーションの強化に取り組み、先駆的なソリューションを先導してきました。さらに、楽器、サウンド、メディアへの展開を中心とした新戦略を打ち出し、ギブソンの復活に尽力してきました。起業家、投資家として20年の経験を持つグイキアンは、音楽とギターに対する生涯にわたる情熱を持っています。
さらに有能なミュージシャン、ギタリスト、ソングライターでもあるセザールは、これまでマナ、カーク・ハメットやロバート・トゥルヒーヨ(メタリカ)、レックス・ブラウン(パンテラ)、デイヴ・ムステイン(メガデス)、スネイク・セイボ(スキッド・ロウ)、ジャレッド・ジェームス・ニコルス、リッチー・フォークナー(ジューダス・プリースト)、フィト・パエスなどの様々な音楽ジャンルのアーティストと共演、録音しています。
セザールは、アルゼンチンのブエノスアイレスにあるサン・アンドレス大学で経営学の学士号を取得し、シカゴ大学で分析金融と経済学を中心にMBAを取得しています。
ギブソンについて
ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。