米国モンタナ州ボーズマンにあるギブソン・アコースティック工場が大幅に拡張

2022.12.02 ニュース

 

この度ギブソンは、米国モンタナ州ボーズマンのギブソン・アコースティック工場の大規模な拡張工事を完了したことを発表します。

ナッシュヴィルに本社を置く1894年創業のギブソンは、現在モンタナ州ボーズマンにアコースティック工場を構え、世界最高レベルの技術を持つクラフツマンと共に、楽器メーカーとして他に類を見ない先進的な製品を開発、生産してきました。ギブソンのアコースティックギターは、1世紀以上にわたり、才能と影響力のある世界的なアーティスト達によって演奏され、各時代の音楽に多大な影響を及ぼすサウンドを生み出してきました。この度ギブソンは、アコースティック工場の重要性を鑑み、工場と人員拡大に大規模な投資を行い、工場の拡張を完了しました。

モンタナ州ボーズマンで製作されているアコースティックギターには、1890年代の創成期から受け継がれる伝統が今でも息づいています。ギブソンのアコースティックギターは、経年により極上のサウンドを生み出すトーンウッドの選択から、手作業によるダヴテール・ネックジョイントの接着工程まで、その妥協を許さないクラフツマンシップに溢れ、唯一無二のサウンドを生み出し続けています。
ギブソン・アコースティックの生産はミシガン州カラマズーで始まり、一時期テネシー州ナッシュヴィルに移りましたが、1987年にギブソンがモンタナ州のフラットアイアン・マンドリン社を買収した際、モンタナ州ボーズマンに拠点が移りました。ボーズマンは年間を通して比較的に湿度環境が安定した地域のため、温度や湿度の変化に大きく影響されるアコースティックギターの製作には最適な環境です。

以下、ギブソン・ブランズのプレジデント/CEO であるジェームス “JC” カーレイのコメントです。

「ギブソンのアコースティックギターは、これまで幅広い世代の、様々なジャンルの音楽のミュージシャンに愛用され不動の人気を獲得しています。特にここ数年その人気は高まりをみせ、私たちはここモンタナ州ボーズマンにあるギブソン・アコースティック工場を拡張し、より多くのアコースティックギターを生産し皆様にお届けするべきと考えました。今回私たちはこの拡張工事が完了し、将来皆様に多くのギターをお届けできることを嬉しく思います。」

 

バインディング工程中のギブソン・アコースティックギター

最終セットアップを施されているGibson SJ-200 in Rosewood Burst

Gibson SJ-200のRosewood Burstフィニッシュの塗装工程

ギブソン・アコースティック工場の最終工程

J-45 Deluxe Rosewoodのネック接着工程

ニュース一覧に戻る

ギブソンについて

ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。

For more information on GIBSON, visit:

WEBSITE | TWITTER | INSTAGRAM | FACEBOOK | YOUTUBE