ギブソン・カスタムショップから、世界的スパニッシュ・ロックバンド ”Maná” のギタリスト セルヒオ・バジンのシグネチャー・モデル『Sergio Vallin 1955 Les Paul Goldtop』がリリース
この度ギブソンは、ブランドの最高峰となるカスタムショップからメキシコ・グアダラハラ出身、全世界で人気を博するロックバンド、”Maná (マナ:以下和名)” のギタリスト、セルヒオ・バジンのシグネチャー・モデルとなる『Sergio Vallin 1955 Les Paul Goldtop (セルヒオ・バジン 1955 レスポール・ ゴールドトップ:以下和名)』を発表いたします。
”マナ” は、これまで全世界で4千万枚以上のアルバムを売り上げた、ラテン・アメリカで最も成功しているロックバンドです。今回発売となる『セルヒオ・バジン 1955 レスポール・ゴールドトップ』は、セルヒオが愛用する1955年製のレスポール・ゴールドトップに本人のリクストした仕様を加味することで完成しました。さらにギブソン・カスタムショップのエイジング・チームである “マーフィー・ラボ“ のアルチザンの手によりヴィンテージ・ギターのルックスとフィーリングが再現されています。
セルヒオ・バジンのコメントです。
「今回、自らの名を冠したレスポールを発売できる事を光栄に思います。このギターは、まさに私の一部と言って過言ではありません。レス・ポール氏には、かつてニューヨークでのライブ後にバックステージでお会いしたことがありますが「私は生きている限りプレイを続けますよ」と言っていたのを思い出させます。
誰よりもギターと演奏を愛したレス・ポール氏の遺産を受け継ぐことは、たいへんな名誉であり、またラテン・ミュージックに注目してくれたギブソンに感謝します。ラテン・アメリカのミュージシャンにとって、ギブソンからシグネチャー・モデルを出すことの意味は大きく、この世界的なブランドに名を冠すべき才能溢れるミュージシャンは他にもたくさんいますので、ギブソン初となる私のシグネチャー・モデルをきっかけに、我々が愛するギター・ブランド、ギブソンとラテン・ミュージック・アーティストとのコラボレーションが続く事を願います。このギターは、私が所有する1955年製のレスポールを再現するためにギブソンの開発チームが尽力してくれたことで完成しました。特徴としてはハムバッカーとP-90の組み合わせとビグスビーを搭載しているので、幅広いサウンドにより多様なシーンで活躍するでしょう。
最セルヒオ・バジンの製品動画はこちらでご覧いただけます。
ギブソン・ブランズのブランド・プレジデント、セザール・グエイキアンのコメントです。
「ギブソンにとってセルヒオ・バジンとのコラボレーションは、とてもエキサイティングな出来事でした。“セルヒオ・バジン 1955 レスポール ・ゴールドトップ”は、ギブソン・カスタムショップの ”マーフィー・ラボ” チームとセルヒオの長年のコラボレーションにより完成しました。このギターを手にしたセルヒオを、”マナ” の北米ツアー、そして4月から9月にかけてロサンゼルスで行われる”residency at The Forum”で見ることができます。
セルヒオは私が知る限り、最もクリエイティブで才能溢れるギターの名手であり、クラシック・スタイルのスパニッシュ、メロディアスでソウルフルなリフ、そして超絶ソロまで、すべてを備えたプレイヤーです。彼はラテン・アメリカはもちろんのこと、世界中のプレイヤーに影響を与え、世界最高のギタリスト達と共演してきました。2021年のソロ・アルバム『Microsinfonias』を聴いてみてください。セルヒオは、自身のバンド “マナ” とともに、40年のキャリアを通じて人々の生活に触れ、ラテン・アメリカの音楽を高めてきました。 ”マナ” は、これまで全世界で4,000万枚以上のアルバムを売り上げており、グラミー賞4回、ラテン・グラミー賞8回をそれぞれ受賞し、その栄誉は枚挙にいとまがありません。ギター・マエストロ "セルヒオ・バジン” とのコラボレーションは、ギブソンにとっても私にとっても、この上ない喜びと言えます」
『セルヒオ・バジン 1955 レスポール ・ゴールドトップ』は、2ピース・メイプル・トップ、ライト・ウェイト・マホガニー・バック、1959 Cシェイプ・マホガニー・ネック、Kluson® リイシュー・チューナー、Bigsby® B7 ビブラートという仕様となります。ネック側にP-90、ブリッジ側にカスタムバッカーというユニークなピックアップのコンビネーションは、これ1本で多様なトーンを実現します。フィニッシュには、マーフィー・ラボのカスタム・エイジングが施されます。
メキシコシティで生まれ育ったセルヒオ・バジンは、これまでにグラミー賞4回、ラテン・グラミー賞8回、ビルボード・ラテン ミュージック賞19回を受賞した世界的スーパー・スターです。大きな影響力を持つロックバンド ”マナ” のリード・ギタリストであり、ソロアーティストとして、またプロデューサー/アレンジャーとして音楽界のビッグネームとコラボレーションしています。
セルヒオのセカンド・ソロアルバムとなる 「Microsinfonias」 では、サンタナを始め、 ”マナ” のフロントマンであるフェル・オルベラ、アレハンドロ・サンス、アルトゥーロ・サンドヴァル、スティーブ・ヴァイとの楽曲が収録されています。セルヒオ・バジンの新しいソロ・アルバム「Microsinfonias」の詳細に関してはこちらをご覧ください。
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環境保護主義者であり人道主義者でもあるセルヒオは、自身がミュージシャンになるきっかけとなった地域社会に貢献するという信念があります。2018年、セルヒオは故郷であるメキシコのアグアスカリエンテスに音楽教育に特化した学校 ”MANOS Guitarra y Arte” を設立しました。”MANOS Guitarra y Arte” は、生徒が国内外のミュージシャンと交流し、それにより教育と成長を促す場です。セルヒオは、「この学校の目的は、優れた音楽家や芸術家を目指す生徒たちの演奏と学びの場となり、また生徒たちが音楽を通じて自らを表現することに喜びを感じられるようになること」と語ります。さらに「音楽は世界共通語です。音楽を通じて私たちは心を豊かにし、癒しを得て、それが変化を促し、結果、世界により良い未来が訪れるのです」と加えます。
【名称】 Gibson Sergio Vallin 1955 Les Paul Goldtop
(ギブソン セルヒオ・バジン 1955 レスポール・ ゴールドトップ)
【価格】 1,144,000円(税込)
【発売開始時期】2022年4月13日
【製品ページ】https://gibson.jp/electric/sergio-vallin-1955-les-paul-goldtop
ギブソンについて
ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。