ギブソンから、エルヴィス・プレスリーの最新シグネチャー・アコースティックギター 『ELVIS DOVE』、『ELVIS SJ-200』の2機種がリリース
この度ギブソンは、エルヴィス・プレスリーの最新シグネチャー・アコースティックギター『Elvis Dove (エルヴィス ダヴ) :以下和名』、『Elvis SJ-200 (エルヴィス SJ-200):以下和名』の2機種のリリースを発表します。 いずれのギターも、エルヴィスの資産/権利管理団体である “Authentic Brands Group(ABG)” および “Elvis Presley Enterprises”との提携によって実現し、アメリカ モンタナ州ボーズマンにあるギブソン アコースティック・カスタムショップの熟練のルシアーとクラフツマンによるハンドメイドで製作されています。
エルヴィスの実家であるグレイスランド(米国テネシー州メンフィス)でロケを行った映像には、エルヴィスが愛用したピンクのキャデラックや「リサ・マリー号」と名付けられた自家用機の内部映像、1973年の“アロハ・フロム・ハワイ” のコンサートで着用した白いジャンプスーツのクローズアップなどが収録されています。
動画はこちらでご覧いただけます。
エルヴィスはそのキャリアを通じて、複数のギブソンのアコースティックギターやエレクトリックギターを使用していました。最新『エルヴィス ダヴ』は、父親のヴァーノン・プレスリーから贈られたカスタマイズ済の1969年製 “ギブソン ダヴ“ をベースに製作されたものです。エルヴィスはそのギターを1971年から1975年まで定期的にコンサートで演奏しました。中でも有名なのは1973年に人工衛星により世界同時生中継された伝説的コンサート「アロハ・フロム・ハワイ」です。さらに、1975年にノースカロライナ州アッシュヴィルで行われたコンサートの最中に、エルヴィスは興奮した観客の一人にその ”ギブソン ダヴ“ をプレゼントした逸話もあります。
エルヴィスは "キング・オブ・フラットトップ” と呼ばれるギブソンSJ-200をよく愛用していました。今回の新作『エルヴィスSJ-200』は、1960年代半ばにテネシー州ナッシュヴィルのRCAスタジオBで行われたレコーディング・セッションでエルヴィスにプレゼントされたSJ-200をベースに製作されました。エルヴィスが愛用したそのギブソンSJ-200は数々の有名なライブで頻繁に演奏され、1976年にはエルヴィスの親友でグレイスランドの補佐官だったマーティ・ラッカーにプレゼントされました。
ギブソンのアコースティック部門シニア製品開発マネジャーのロビ・ジョンズはこうコメントします。
「ギブソンギターのサウンド、ルックス、弾き心地は、アメリカの音楽史において決定的に重要な役割を担ってきました。“キング・オブ・ロックンロール“ と呼ばれたエルヴィス・プレスリーがこれらの2つの伝説的なモデル(ダヴとSJ-200)を愛用したことが何よりもその証拠を示しているといえるでしょう。」
新作ギブソン『エルヴィス ダヴ』には、ソリッド・シトカスプルース・トップ、ソリッド・メイプル・バック&サイド、ローズウッド指板、マホガニー・ネックが採用され、ピックアップに手元でボリューム・トーン・コントロールを可能にするLR Baggs VTCシステムが搭載されています。
もう1本の新作ギブソン『エルヴィス SJ-200』には、メイプル・バック/サイド/ネック、シトカ・スプルース・トップが採用され、ピックアップにはLR Baggs VTCアンダーサドル・ピックアップが搭載されています。さらに、マザーオブパール・インレイ、Moustache™ブリッジ、クラウン・インレイといったSJ-200特有の仕様も兼ね備えています。両モデルとも専用ハードシェル・ケースが付属となります。
【名称】 Gibson Elvis Dove (ギブソン エルヴィス ダヴ)
【参考価格】 586,300円(税込)
【発売開始時期】発売中
【製品ページ】
https://gibson.jp/acoustic/elvis-dove
【名称】 Gibson Elvis SJ-200(ギブソン エルヴィス SJ-200)
【参考価格】 661,100円(税込)
【発売開始時期】発売中
【製品ページ】
https://gibson.jp/acoustic/elvis-sj-200
国内ギブソン正規販売店
【エルヴィス・プレスリーについて】
エルヴィス・プレスリーは、20世紀において最も影響力のあるアーティストの一人です。“キング・オブ・ロックンロール” とも呼ばれるエルヴィスの圧倒的な歌声とカリスマ的なステージングは、音楽、エンターテイメントの世界に革命を起こしました。その素晴らしいキャリアの中で、エルヴィスはグラミー賞14部門にノミネート(3部門受賞)され、世界中で10億枚以上のレコードを売り上げ、グラミー生涯功労賞を受賞し、米国青年会議所から「Ten Outstanding Young Persons(10人の傑出した若者たち)」に選ばれ、2018年には大統領自由勲章を受章しています。音楽的な栄誉に加え、エルヴィスは33本の映画に主演し、数多くのテレビ出演を果たしました。
世界的なデビューから60年以上経った今、エルヴィスのレガシーはこれまで以上に様々な形で受け継がれています。彼の人生と音楽は、数え切れないほどのヒットミュージカル、映画、テレビシリーズ、フィクションやノンフィクションの本、ミュージカルカバー、コマーシャル、そしてグッズやファッションとのコラボレーションに至るまで、さまざまなインスピレーションを与えてきました。“キング・オブ・ロックンロール” エルヴィスのスターダムを象徴するグレイスランドは、ホワイトハウスに次いで米国で2番目に訪問者数が多く、年間60万人以上が訪れ、エルヴィスウィークには数万人のファンが集まります。ソーシャルメディア上で1500万人以上のファンを持ち、マルチメディアでの存在感を増す “キング・オブ・ロックンロール” は、今日最も影響力のあるミュージシャン、デザイナー、エンターテイナー、ソーシャル・インフルエンサーにインスピレーションを与え、世界中のファンを魅了し続けています。
詳細については、elvisthemusic.comをご覧ください。
ギブソンについて
ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。