ギブソン・ブランズ、チャック・ベリー1955 ES-350Tモデルを限定生産にてリリース –チャックの誕生日を祝し10月18日より世界向け発売を開始–
ギブソンはチャック・ベリーの家族と手を組み、史実に基づいたシグニチャーモデルをリリースし"The Father of Rock N' Roll(ロックンロールの生みの親)"であるチャックの功績を称えます。
Chuck Berry and his 1955 ES-350T.
Photo: Michael Ochs Archives/Getty Images.
Download photos and spec sheet: Here.
Watch and share Charles Berry Jr.'s interview: Here.
NASHVILLE, TN - October 18, 2019
アイコン的ステータスのアメリカンブランドであるギブソンはこの度、Chuck Berry 1955 ES-350Tモデルをリミテッドエディションにて、世界向けに新規リリースすることを発表しました。ギターブランドにおけるリーディングカンパニーであるギブソンは、チャック・ベリーの家族とともにタッグを組み、チャックの愛した1955 ES-350Tの精緻なレプリカを生み出しました。史実に基づいた仕様を擁する本モデルは10月18日より、伝説的なパフォーマーであったチャックの誕生日を祝し、全世界のギブソンディーラーにて発売されます。
1950年代における人気テレビ番組、アメリカン・バンドスタンドにおけるチャック・ベリーのパフォーマンスは世に絶大なる影響を及ぼしました。ステージ狭しとネクタイを揺らせつつダック・ウォークのスタイルで踊りながら、チャックはゴージャスなGibson ES-350Tをかき鳴らし、”Maybellene”、”Johnny B. Goode”をはじめとする、後世のほぼすべてのメジャーなミュージシャンに多大なる影響を与えることになる数多のヒットソングを大声で歌い上げました。チャックとギブソン・ギターの組み合わせはロックンロールそのものを体現していました。
ギブソンは誇りをもって、かつてないチャック・ベリーのシグニチャーモデル1955 ES-350Tのレプリカを発表し、偉大な音楽を紡いだ稀代のイノヴェーターのひとりであるチャックの遺した伝説的な功績を称えます。史実に忠実なギターの構造と仕様の数々、ハンドピックされたフィガード・メイプル材、燃え盛るような2基のP90ピックアップ、複製されたストラップ、そしてチャックが1950年代を通して愛用していたthe Zuni “Sun God” bolo tie(ネクタイ)の複製品など、ファン垂涎のアイテムとして仕上がっています。世界限定55本での限定企画です。
Charles Berry Jrへのインタビュー動画はコチラ : Here.
Click on the photo above for the interview.
"まさに正真正銘のES-350Tの新品を手にしています。いかがでしょう?" とチャールズ・ベリー・ジュニア(チャック・ベリーのご子息)はコメントしこう続けます。"ギブソンは父のギターを作りたかったんですね。目指すべきべきは、オリジナルに可能な限り忠実に仕上げることだったのです。結果は、ご覧のとおりオリジナルに忠実です。完璧な仕上がりですね"
"チャック・ベリーの音楽は世代を超えて全世界のアーティスト達に影響を与えてきました" とギブソン・ブランズのエンターテインメント・リレーション部門長のElizabeth Heidtはコメントしこう続けます。"チャックの作曲能力やユニークなパフォーマンスのスタイルはアイコン的ステータスにあり、ギターの未来を形作ることに大きく貢献しました"
Chuck Berry ES-350T.
Photos: Here.
チャック・ベリーの音楽は世代を超越し今日まで尊敬を集めています。それは彼が真のエンターティナーだったからです。ロックンロールの生みの親と称されるチャック・ベリーは音楽においてアイコン的存在であり、ロックンロールを音楽の一形態として確立し、楽曲の中で黒人と白人の世界を融和させました。1926年10月18日、セントルイスで生を受けたベリーは人生において多くの影響を受け、それらが彼の音楽スタイルを形成しました。彼はマディ・ウォーターズのようなブルーズ曲をプレイしながら、お気に入りだったナット・キング・コールのスムースなヴォーカル表現を取り入れました。通っていたハイスクールのミュージカルで"Confessin' the Blues"というJay McShannの楽曲を歌い上げた後、彼はその大胆な選曲から大喝采を浴び、以降、ベリーはステージに立ち続ける運命となりました。
マディ・ウォーターズがベリーの後見人となりベリーにレーベルへコンタクトをとるよう薦めたことで、ベリーはチェス・レコーズと契約を交わしました。1955年夏、"Maybellene"はポップチャート5位、R&Bチャートでは1位を記録しました。チャック・ベリーの勢いとともに、チェス・レコーズはR&Bからメインストリームへと路線変更し、ベリー自身はスターダムへと駆け上がって行きました。ベリーは続けざまに、"Brown-Eyed Handsome Man"、"Too Much Monkey Business"、"Memphis"、"Roll Over, Beethoven!"、"Johnny B. Goode"といったヒットを飛ばしました。"Johnny B. Goode"はチャック・ベリーの代表作です。ベリーの持つユニークなサウンドの全ての要素が合わさったその楽曲は、ロック史におけるベリーのステータスを揺るぎないものにし、1950年代のベリーに名声をもたらしました。チャックの人気はテレビ出演や銀幕の世界での活躍の場をもたらし、彼はひっきりなしにツアーを行いました。成功の真っただ中にいた当時、ベリーは主に白人のティーンエイジャーに向かって歌う30歳の黒人でした。チャック・ベリーのポップミュージック市場に対する高い見識により、人種間の壁は取り払われ、あらゆる人種が一体となった聴衆へ向けてパフォーマンスが行われました。1960年代と1970年代、ベリーの音楽はビートルズやローリングストーンズのようなバンドにインスピレーションを与えました。ベリーには多くのカムバックを果たした(返り咲きを果たした)録音があり、1972年には"My Ding-A-Ling"でキャリア初となるポップチャート1位を記録しました。1986年には、ロックンロール・ホール・オブ・フェイム(ロックの殿堂)の初代選出者の栄冠に輝きました。
Gibson Chuck Berry 1955 ES-350T.
Photos: Here.
For more information Chuck Berry:
CHUCKBERRY.COM | TWITTER | INSTAGRAM | FACEBOOK | Apple Music| SPOTIFY
ギブソンについて
ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。