ギブソン・ブランズ、ナッシュヴィルでのサマーNAMMにて新製品をリリース、アーティストとのコラボレーションやミュージシャン・プログラムのローンチを発表
NASHVILLE, TN - July 31, 2019 –
ウィンターNAMMで盛大な再スタートを切った後、アーティスト、ギタープレイヤー、ギブソンファンは引き続き、アメリカンメイドのギターブランドであるギブソン社の巻き返しを目の当たりにすることでしょう。ギブソンはサマーNAMM2019において、エキサイティングで新しい製品コレクションを展示する巨大なブース展開とともに新時代幕開けの口火を切り、NAMM開催期間で最もホットなライヴコンサートを主催し、ホームタウンのテネシー州ナッシュヴィルにおいて世界中のミュージシャンに向けた新規のアーティスト・プラグラムに加え、ブティック・ビルダー・コラボレーションと題する企画を開始しました。
Gibson family group shot, SUMMER NAMM 2019 in Nashville.
GIBSON Photos (open for media use), credit Mitch Conrad, Gibson: Here.
Video Tour of Gibson Acoustics SUMMER NAMM: Here.
All Gibson SUMMER NAMM videos: Here.
GIBSON SUMMER NAMM Concert photos, credit Jason Kempin, Getty Images: Here.
*All images and video approved for open media use.
7月17日水曜日、ナッシュヴィルのギブソンUSA工場でのプレスカンファレンスやメディア向けツアーを皮切りに、ギブソンイベントは始まりました。ギブソン社CEOのJames “JC” Curleighは、ブティック・ビルダー達との新たなコラボレーションを発表し、新たに、Gibson FoundationやGibson Alliance and Gibson Generation Groupと題したアーティストプログラムについてメディア向けに紹介しました。それらについて、ギブソンアーティストのLee Roy Parnell、Dave Amato、Toby Leeをはじめ、David Briley (ナッシュヴィル市長)、Jon Robinson (Tennessee Titansジェネラルマネージャー)、Ralph Schulz (ナッシュヴィル商工会議所CEO)、Jacki Artis (Music City Councilマネージャー)、Adam Nuse (Nashville Soundsジェネラルマネージャー)、Taylor Fisher (Nashville Sounds)、Gibson Foundationの協力者であるPhilip Giley (Notes For Notes)、そしてDavid Wish (Little Kids Rock)、加えて、新たなGibson Generation Groupに関わるJayden Tatasciore、 Ben Goldsmith、Reece MaloneそしてCarter Wilkinsonといったナッシュヴィルの名士の面々がサポート役を担う予定です。
GroupAbove photo L-R: Taylor Fisher (Nashville Sounds), Philip Giley (Notes For Notes), Gibson artists Lee Roy Parnell and Dave Amato (back), David Wish (Little Kids Rock), James “JC” Curleigh (Gibson CEO), Ben Goldsmith (Gibson Generation Group, back), Jayden Tatasciore (Gibson Generation Group, front), Carter Wilkinson (Gibson Generation Group, back), Gibson artist Toby Lee (front), Reece Malone (Gibson Generation Group, back), Jacki Artis (Music City Council, Manager, back) , David Briley (Mayor of Nashville, front), Jenny Marsh (Gibson, Entertainment Relations, back) Jon Robison (Tennessee Titans, General Manager, front), Heather Freeland (Gibson, Entertainment Relations, back) and Ralph Schulz (CEO Nashville Chamber of Commerce). Photo credit: Mitch Conrad for Gibson.
7月18日木曜日、ギブソンのサマーNAMMはミュージック・シティ・センターにて、メディア向けの昼食パーティとともに幕を開けました。ギブソン社CEOのJC、Jim James (My Morning Jacketのフロントマン)、そして、Nathaniel Rateliff (Nathaniel Rateliff and The Night Sweatsのフロントマン)といった面々は、Gibson Foundationのローンチについてメディアに語りました。Jim Jamesは、資金難の学校で十分な教育機会を得られていないにもかかわらずギター演奏への情熱を持つキッズ達に向けた楽器提供プログラムの意義に加え、Gibson Foundationとのコラボレーションについて語りました。Jimは加えて、リリース間近となっているJim James Gibson ES-345シグネチャーモデルの売上を、若年世代の音楽教育を後押しするプログラムに寄付することを誓いました。
Photo L-R: Nathaniel Rateliff, JC (Gibson CEO), and Jim James announce their partnership and support of the Gibson Foundation.
サマーNAMM2019のギブソンブースについては、新製品のギター群、GEAR製品群などが見事なまでの内容と規模で、ミュージック・シティ・センターで最も注目を浴びる好ロケーションにて展開されました。またサマーNAMMでは、優れた製品へ贈られる賞やGuitar World誌により最高のニューモデルに贈られる“Best Of NAMM ”が発表され、2019年秋に発売予定のエピフォンの“ Vivian Campbell Holy Diver Les Paul”がその栄誉に輝きました。ギブソンのオリジナルコレクションから“ Les Paul Standard 50s”が再び、Total Guitar誌やMusic Radar誌といったギター誌の編集者達により“Best New Electric Guitar”として賞賛されました。Premier Guitar誌は、編集者お勧めのモデルとしてエピフォン“Texan”とクレイマー“SM1”を選出し、こうコメントしました。“多くのクレイマー製品やスタインバーガー製品がディスプレイされてましたので、是非、実際に弾いてチェックしなければと思っていたのです。結果、とても有意義だったと認めざるを得ません。弾き心地が最高でした! アンプのゲインを上げるだけで最高のサウンドが得られました。どうやらギブソンは、またしてもクールなギター造りに邁進し、少しばかり忘れられかけていたクレイマーやスタインバーガーといった古豪ブランドを復活させようと全力を注いでいるようです”
サマーNAMMではまた、G-45 StandardとG-45 Studioから構成される新たなG-45 Series Collectionに華々しいスポットライトが当たりました。モンタナ州ボーズマンのギブソン・アコースティック工場にて、最高のアイコン的ステータスのアコースティックギターを製造してきた熟練のギタービルダーによりハンドメイドされたGシリーズは、幅広いユーザー層に対し、トーン、演奏性、伝統的なギブソンらしいデザインの三要素に加え、素晴らしい演奏体験をもたらすことでしょう。サマーNAMMで展示されたギブソン・アコースティック・モデルについては、コチラでご確認いただけます。
Premier Guitar誌は同誌のレビューの中で、ニューモデルのG-45 Standardについてこうコメントしました。“このギターはギブソン工場にて、J45や他の最高級のアコースティックギターをハンドメイド生産している同じビルダーによって、同じ工場で、繰り返しますが同じビルダーの手で造られているのです。凄いギターです。G-45 Standardは店頭価格で1,300ドル前後、G-45 Studioの方は1,000ドル前後の価格で設定されています。無二のサウンドを持つラウンドショルダーのJ45に通ずるサウンドがします。驚きです。若いギタリストが夏場の芝刈りのバイト代で、実際にライヴで使用できるレベルの新品のアコースティックギターを購入することが出来るなんて、最高にクールですね。それに、何だってプレイできます。ボーズマンのギブソン・アコースティック工場でここまでお手頃価格なアコースティックギターの製造を実現させるなんて、ギブソンは良くやりましたね。ギブソンが会社を新しくしようと改革しているのは素晴らしいことですね”
Gibson booth at SUMMER NAMM.
Kramer guitars displayed at SUMMER NAMM.
木曜日の夜、ギブソンはWildhorse Saloonにてナイトパーティの始まりを告げました。ライヴパフォーマーとして、Jason Isbell、Nathaniel Rateliff、Jim James (My Morning Jacket)、Chris Isaak、Lee Roy Parnell、Ray Wylie Hubbard Temecula Road、Honey County、Aaron Lee Tasjan、Travis Denning、Parmalee、Cassadee Pope、Gibson Generation GroupからはJayden Tatasciore、 Ben Goldsmith、Reece Malone、そしてCarter Wilkinsonといった面々が登壇しました。数々のヒット曲やファンに愛される楽曲に彩られた親密なパフォーマンスとともに、当夜のフィナーレでは出演者全員がステージに上がりその盛り上がりは最高潮に達しました。(see photos below, photo credit Jason Kempin for Getty).
金曜日と土曜日、ミュージック・シティ・センターの中央に設置された巨大なギブソン・ブースは、サマーNAMM 2019において最も来場客の多いブースであり続けました。少し前にリリースされたString Collectionsに加え、新たにリリースされた Gibson Original, Modern, Custom Shop Collectionsがフルに展示されていました。Les Paul Standard 50’s、Les Paul Standard 60’s、Les Paul Special in TV Yellow、Les Paul Junior in Tobacco Burst、SG 61 Standardのストップテイルピース仕様、Maestro仕様、Sideways vibrola仕様、SG Special、SG Junior、ES-335 Figured、ES-335 DOT、Firebird、Flying V、Explorer、J-45、Hummingbird、J-200といったギブソン・オリジナル・コレクションの製品群は、クラシックなデザイン、イノヴェーション、そして信頼性を再びギブソンファンの手へと取り戻しました。 ギブソン・モダン・コレクションは、軽量ボディ、P90とバーストバッカーを瞬時に切り替えるプッシュ・プル・システム、非対称形状のスリム・テイパー・ネック、サスティンの豊かな安定したパフォーマンスに加え最高フレットでの極上の演奏性をプレーヤーにもたらす削り込まれたヒールのデザインといった、近年ギブソンプレイヤー達がその恩恵に浴してきた現代的な仕様の数々を盛り込むことで、今まで脈々と受け継がれてきたイノヴェーションの伝統を誇る製品群となっています。Les Paul Modern、SG Modern、Les Paul Studio、 LP Tribute、ES-235、モダンバージョンのES-335、Flying V、Explorer B-2、モダンバージョンのHummingbird、J-45、J-15、パーラーモデルといったモデル群がギブソン・モダン・コレクションを形成しています。クラフツマンシップ、クオリティ、卓越したサウンドの最高峰にはギブソン・カスタム・ショップが位置し、ギブソンのレガシーである正確性、信頼性、細部への拘りを体現しています。今年は1959 Les Paul Standard誕生から60周年のアニヴァーサリー・イヤーにあたります。60th anniversary of the 1959 Les Paul Standardのリリースは、歴史上もっともアイコン的存在にあるギターをベースに、最も歴史的に正確性を追及した再生産モデルとして歴史に刻まれることでしょう。カスタム・ショップはまた、素晴らしいBrian Ray SG Jr、1964 SG、Johnny Winter Firebird 5、新たなFlying Vモデル、リリースされたばかりのDave Amato Les Paul Axcess Standard、Lee Roy Parnell 1959 Les Paul Standardといった最新モデル群をディスプレイしました。サマーNAMMで展示されたカスタム・ショップのモデル群について、コチラでご確認いただけます。
また、ギブソンは新たなSheryl Crow Country Western Supremeモデルを初披露し、ファンをあっと言わせました。ギブソンは過去に九度ものグラミー賞に輝いたシンガーソングライターのシェリル・クローと再びタッグを組み、Sheryl Crow Country Western Supremeモデルを開発しました。8月30日にリリースされるシェリルのニューアルバムThreadsのリリースに合わせ、2019年秋、全世界へ向けての限定発売となります。
Nathaniel Rateliff holds the new Sheryl Crow Country Western Supreme before his performance at Gibson’s Opening NAMM party at the Wildhorse in Nashville.
製品クオリティへフォーカスする姿勢を保ちつつ、短い時間の中でギブソンの新たなチームは、より磐石なディーラー/アーティストとの関係性を構築し、ギブソン傘下のエピフォン、クレイマー、スタインバーガー、KRKといったブランドへ新たに注力することに投資してきました。ギブソンはマーケットの声に耳を傾けることができ、次世代の楽器への準備を進めながらギタリストを引き付ける、音楽と密接に関わり合う、ハイクオリティなギターを創造できることを証明してみせました。アイコン的ステータスの過去の偉業を梃子に未来へと邁進していくことにより、ギブソンは、世代や音楽ジャンルの枠を飛び越えアーティストにとって最高のギターブランドとして、新たなチャプターへの口火を切りました。
Wildhorseでのオープニングパーティの様子は以下でご覧いただけます。
Jason Isbell performs with his Gibson Les Paul Standard 1959 Red Eye original.
Lee Roy Parnell, Ray Wylie Hubbard and Aaron Lee Tasjan jam.
Chris Isaak performs with his custom Gibson J-200.
Cassadee Pope performs with her Gibson Parlor Chroma.
L-R: Lovelle Femme and Jim James perform. Jim is playing a Gibson ES 355.
Nathaniel Rateliff performs with the forthcoming Sheryl Crow Country Western Supreme.
Honey County performs.
Matt Thomas of Parmalee.
Temecula Road.
Travis Denning.
The Gibson Generation Group kick-off the show with Alanis Sophia on vocals.
L-R: Reece Malone, Carter Wilkinson, Alanis Sophia, Ben Goldsmith and Jayden Tatasciore.
ギブソンについて
ギターブランドとして世界でアイコン的な存在であるギブソン・ブランズは、創業から120年以上にわたり、ジャンルを越え、何世代にもわたるミュージシャン達や音楽愛好家のサウンドを形作ってきました。1894年に設立され、テネシー州ナッシュヴィルに本社を置き、モンタナ州ボーズマンにアコースティックギターの工場を持つギブソン・ブランズは、ワールドクラスのクラフツマンシップ、伝説的な音楽パートナーシップ、楽器業界の中でもこれまで他の追随を許さない先進的な製品を生み出してきました。ギブソン・ブランズのポートフォリオには、ナンバーワンギターブランドであるギブソンをはじめ、エピフォン、クレイマー、スタインバーガー、ギブソン・プロオーディオのKRK システムなど、最も愛され、有名な音楽ブランドの多くが含まれています。ギブソン・ブランズは、何世代にもわたって音楽愛好家がギブソン・ブランズによって形作られた音楽を体験し続けることができるように、品質、革新、卓越したサウンドを実現していきます。