Epiphone(エピフォン)のラインアップの中でも、Casino(カジノ)ほど一目で見分けがつくギターはそう多くありません。その不朽の名声は、The Beatles(ザ・ビートルズ)の3人のギタリストをはじめ、Keith Richards(キース・リチャーズ)、Matthew Sweet(マシュー・スウィート)、Paul Weller(ポール・ウェラー)、Howlin’ Wolf(ハウリン・ウルフ)、Noel Gallagher(ノエル・ギャラガー)、Gary Clark Jr.(ゲイリー・クラーク・ジュニア)、Dave Davies(デイヴ・デイヴィス)など、数々の伝説的アーティストたちに愛用されてきたことと深く結びついています。
1961年に初めて登場したCasinoは、瞬く間に熱心なファンを獲得しました。そして現在でも、Epiphoneを代表するベストセラーのシンライン・アーチトップモデルであり、ロックンロールを象徴するアイコンとして君臨し続けています。
Casinoの軽量なフルホロウ構造は、5プライのメイプル/ポプラ/メイプル積層ボディを採用しており、優れた鳴りと豊かな音響特性を実現しています。ホロウボディ構造に加え、トラピーズテイルピースと深くセットされたネックの組み合わせが弦振動の伝達効率を高め、ブリッジを理想的な位置に配置しています。
マホガニーネックはボディにしっかりと接着され、ヴィンテージ仕様に忠実な16フレットジョイントを採用。ローズウッド指板には22本のミディアムジャンボフレットが打たれ、クラシックなマザー・オブ・パール(白蝶貝)のパラレログラム・インレイが施されています。スロープド・ドーヴウィング・ヘッドストックにはEpiphone Vintage DeluxeチューナーとGraph Tech®ナットを搭載し、高いチューニング安定性を実現。さらに、Tune-O-Matic™ブリッジによって正確なイントネーションが得られます。
Casino独自のサウンドの核となるのが、2基搭載されたDogear P-90 PRO™ピックアップです。それぞれ独立したボリュームとトーンコントロールを備え、3ウェイトグルスイッチで切り替え可能。Casinoならではの多彩な音色を引き出せます。
適切なアンプ設定と組み合わせれば、きらびやかで明瞭なクリーントーンから、荒々しいエッジ感のあるクランチ、力強いオーバードライブまで幅広いサウンドに対応します。フルホロウ構造のため、大音量・高ゲイン環境では自然にフィードバックが発生しやすく、極端なハイゲイン用途にはあまり向きません。しかし、その反応の良さこそがCasinoの魅力でもあります。
右手のミュートや左手のコントロールを工夫することで、フィードバックを音楽的で表現力豊かなサステインへと変えることができます。Casinoは、他の多くのギターでは再現が難しい、コントロールされたフィードバックと豊かなサステインを生み出せるモデルとして高く評価されています。
ロック、ブルース、アメリカーナ、60年代ポップス、カントリー、ジャズなど、あらゆるジャンルで活躍するCasinoは、プレイヤーの創造性を刺激する多用途なギターです。また、その近縁モデルであるGibson ES-330と並び、アンプに繋がなくても豊かに響く生鳴りのおかげで、「ソファで気軽に弾くためのギター(Couch Guitar)」としても人気があります。
すべてのEpiphone Casinoにはギグバッグが付属しており、どこへでも気軽に持ち運ぶことができます。なぜこれほど多くの伝説的ギタリストたちがCasinoを愛用してきたのか、その理由をぜひ体感してください。そして、このアイコニックなギターだけが持つ独特のキャラクターを、あなた自身のサウンドに取り入れてみてください。