ギブソンのギターは、その歴史の中で進化を遂げてきましたが、ES-330™も例外ではありません。1959年に初めて発売され、1962年に至るまでにいくつかのアップデートが行われました。Epiphone Casino™と明らかにDNAを共有していますが、Casinoのデビューが1961年であるのに対し、ES-330が先に誕生していました。この度8年の生産休止期間を経て、ギブソン・カスタムは1962 ES-330 Reissueを再びリリースします。
この新たな1962 ES-330 Reissueは、メイプル/ポプラ/メイプルの3プライのフルアコースティックボディを採用しています。外観が類似しているES-335とは異なり、ES-330にはメイプル材のセンターブロックが組み込まれていないため、よりオープンで豊かな響きを持つキャラクターに仕上がっており、アンプに繋がない状態でも素晴らしい生鳴りを生み出します。自宅で気軽に爪弾くアコースティックな演奏においても、インスピレーションを与えてくれるエレキギターです。
ワンピース・マホガニー・ネックはスリムテーパー 60s Cプロファイルで、1959年製のES-330と比較して、より薄いフィールを実現。バインディング仕様のワンピース・ローズウッド指板は22ミディアムジャンボ・フレット、初期型に見られるドット・マーカーに代わって、セルロース製のスモール・ブロック・インレイが施されています。1962年の仕様に忠実に、ネックは16フレットでボディとジョイントされており、理想的なブリッジ・ポジションとなっています。
豊かな倍音を持つアコースティカルなサウンドをアウトプットするのは、ドッグイヤーP-90ピックアップです。ブリッジ側にはアルニコ3、ネック側はアンダーワウンド仕様のコイルにアルニコ5を搭載することで、バランスの取れたトーンを生み出します。各ピックアップは、CTS®ポットとペーパー・イン・オイル・コンデンサーを使用し、ボリュームとトーン・コントロールへハンドワイアリングで配線されます。
他のフルアコースティック構造の楽器と同様に、ゲインを過度に上げたりステージの音量が極端に大きいと、フィードバックが発生しやすくなりますが、ES-330は適度なオーバードライブであれば驚くほど扱いやすく、手でミュートした際のレスポンスは、他とは一線を画す、歌うように表現力豊かなトーンを生み出します。その強みは、アメリカーナ、ブルース、60年代ポップス、カントリー、ジャズ、ロックなど、幅広いジャンルに及びます。
パーツ類は、ニッケル・ハードウェア、ワイヤーなしの ABR-1ブリッジ、トラペーズ・テイルピース、ナイロン・ナット、Kluson® デラックス・チューナー、マルチプライ・ピックガード、 そしてインサート入り、ダイヤル・ポインター付きのトップハット・ノブです。ハードウェアとニトロセルロース・ラッカー・フィニッシュに施されたVOS仕上げが、何十年もの間大切に保管されてきた極上のヴィンテージギターのような、優しく経年変化した風合いを醸し出します。
現代のプレイヤーがこのモデルと共に創り出す音楽を楽しみにしています。
Lifton™ハードシェルケースが付属。