ソングライター・モデルは1990年代後半に登場し、ギブソン独自のスクエアショルダー・モダンドレッドノートボディ・デザインを採用したモデルです。Songwriter Recording Artist ECは、1930年代に確立されたギブソン伝統のスキャロップド仕様Advanced Xブレーシング、25.5インチのロングスケール、さらに1936年のAdvanced Jumboと同様のトーンウッド構成により、唯一無二でありながらも100%ギブソンらしいサウンドを実現しています。アコースティック録音やライブ・パフォーマンスにこだわるプレイヤーのために設計された本モデルは、プロフェッショナルのニーズにも応える、パワフルかつダイナミックな一本です。
Songwriter Recording Artist ECは、モンタナ州ボーズマンの工場にてハンドクラフトで製作されています。トップにはサーマリー・エイジド加工を施したシトカ・スプルースが使用され、ローズウッド単板のバック&サイドと組み合わせたカッタウェイ・ボディ構造を採用しています。カッタウェイによりハイポジションへのアクセス性が向上し、リードプレイやより広い音域を求めるプレイヤーにも理想的な設計となっています。25.5インチ・スケールのマホガニー・ネックは快適なラウンド・プロファイルを備え、バインディング付きエボニー指板を装備しています。指板には20本のスタンダード・フレットが打たれ、マザー・オブ・パールによるダイヤモンド・アイ・インレイが埋め込まれています。ネックはコンパウンド・ダブテイル・ジョイントによりボディへ接合され、さらにニカワを使用することで、堅牢さと最大限の音響伝達性を実現しています。バインディング付きヘッドストックにはローズウッド・ベニアが貼られ、マザー・オブ・パールによるギブソン・ロゴとクラウン・インレイが装飾されています。ボーン・ナットに加え、高品質なゴールド仕上げのGroverオープンバック・チューナーを装備。ブリッジにはエボニー材を採用し、ボーン・サドルとTUSQ®ブリッジ・ピンを装備。さらにマザー・オブ・パールによるアロー・インレイがあしらわれています。サーマリー・エイジド加工されたシトカ・スプルース・トップにはカスタムライン・トータス・ピックガードが貼られ、ワイド・アバロン・ロゼッタが豪奢にあしらわれています。
モデル名が示す通り、Songwriter Recording Artist ECはレコーディングおよびライブ用途を想定して設計されています。高品位エレクトロニクスとして名高いL.R. Baggs HiFiシステムを搭載。デュアル・ブリッジプレート・センサーと内蔵プリアンプにより、優れたダイナミクス、各弦のバランス、明瞭な音像を実現するとともに、優れた耐ハウリング性能を備えています。プリアンプはセンサーとの最適な組み合わせでチューニングされており、アンプ接続時でも極めてナチュラルなアコースティック・トーンを提供します。サウンドホール内に配置されたボリュームおよびトーン・コントロールは演奏中でも容易に操作でき、観客からはほとんど視認されない設計です。本モデルにはハードシェル・ケースが付属します。