数多くの受賞歴をもつアーティスト、マーゴ・プライスは、伝統的なカントリー、アメリカーナ、クラシックロックの垣根を超えた音楽を作り続けてきました。ギブソンJ-45™はそんな彼女の傍らに常に寄り添い、彼女がトップ・カントリー・アーティストとして駆け上がる姿を見守ってきたギターです。この度リリースされるGibson Custom Margo Price J-45はマーゴをスターダムに押し上げたスピリット、ビジョン、才能を体現した一本であると同時に、自然をテーマとして取り入れてきたギブソン・アコースティック・モデルの伝統も継承しています。
Margo Price J-45はマーゴ自身が「一番の相棒であり、いつも手に取って演奏するギター」と語る、本人所有の60年代中期製造のJ-45をベースに製作されました。Margo Price J-45はわずかに薄いマホガニー・ボディ、そして伝統的なハンドスキャロップド・アドバンスド・Xブレイシングで補強されたレッド・スプルース・トップを持ち、ラウンデッド・プロファイルのマホガニー・ネック、ローズウッド指板、そしてホワイト・ボタン付きの3 連タイプのGrover®チューナーを搭載しています。ナットとサドルには牛骨、ブリッジ・ピンにはTUSQ®製品を使用しています。電装系にはL.R. Baggs Element VTCを搭載し、付属のハードシェル・ケースから取り出した瞬間からスタジオやステージで演奏可能です。
マーゴ・プライスは本モデルの開発に際し、アカオノスリ(北アメリカ大陸に多数生息し、赤い尾羽が特徴的なタカ科の鳥)からデザインの着想を得ました。左右で対となる50年代スタイルのダブルピックガード上にてその勇姿を確認できます。以下、マーゴからのコメントです。「アカオノスリは私にとって常に象徴的な存在でした。どこにいても見かけますし、いつも見てきましたし、アメリカでは一般的に見かける鳥です。しかし私にとって同時に、空想の世界の神秘的な存在でもあります。私が助けを必要としている時はいつでも、強くあること、そして耐え抜くことを伝えるために私のもとに現れるのです。赤という色は愛、情熱、怒りといった、普段私たちが心と結び付けて考えるものを連想させますが、よく観察してみると、かれらの翼や尾羽の先端は白く染まっていて、どこか神秘的な雰囲気もまとっているのです。長いツアーの最中、ハイウェイ走行時に外を眺めてアカオノスリの数を数えるのですが、彼らはとても運命的なタイミングで私の頭上を飛び、自分の弱さの中に強さを見出すこと、そして心を開いて周りの他者と繋がることの大切さを思い出させてくれます。このギターを手に取って弾いてくれる方にも、そんな気づきを与えられたら嬉しいですね」