ギブソン J-185は、J-45™、SJ-200™、Hummingbird™といったモデルほどの知名度はないかもしれませんが、熟練したプレイヤーの間では、ギブソン史上最高のサウンドを持つアコースティックギターのひとつとして、古くから特別な地位を占めてきました。1951年に初めて発表された J-185のボディ・シェイプは、1920年代の傑作L-5からインスピレーションを得ており、そのシルエットやプロポーションを多く継承しています。SJ-200よりもわずかにコンパクトで、J-45やHummingbirdと同じ馴染み深い24.75インチ・スケールを採用したJ-185は、長く愛される独自のトーン・アイデンティティを確立しました。
ギブソンはこの定評あるプラットフォームに新たな解釈を加えた、J-185 Century 12-Fretを発表します。クラシックなJ-185を定義する特徴的な仕様を引き継ぎつつ、ネックとボディの接合部を12フレットに変更したことで、標準的な14フレット・デザインとは一線を画すモデルとなっています。この構成によりネックが短くなり、ブリッジ・プレートがボディのくびれから離れ、ボディの最も幅の広い部分に近づくことで、トップ材の振動を高め、演奏の快適さを向上させています。その結果、温かみのある生き生きとしたレスポンスの良い歌声が生まれ、特にフィンガースタイル・プレイヤーや、繊細なタッチを好むプレイヤーに最適です。
J-185の派生モデル、ましてや12フレット仕様は極めて稀少ですが、この新モデルにより、12フレット・ジャンボだけが提供できるトーン・キャラクターをより多くの人々が体験できるようになります。ギブソン・フラットトップの100周年を記念して製作された「Century Collection」のひとつであるJ-185 Century 12-Fretは、マホガニー・ボディにシトカ・スプルース・トップを組み合わせ、トップとバックにはシングルプライのクリーム・バインディングが施されています。
マホガニー・ネックには、素早く快適な運指を可能にするスリムテーパー・12フレット・プロファイルを採用。ギブソン・アコースティックの伝統に基づき、12フレット位置でコンパウンド・ダブテイル・ネック・ジョイントによりボディに接合され、ホット・ハイド・グルーで接着されています。バインディングが施されたローズウッド指板には19本のフレットを備え、控えめなマザー・オブ・パールのドット・インレイがあしらわれています。
ヘッドストックには、クリーム・ボタン仕様のオープンバックGolden Ageチューナーと、ヴィンテージの美学を強調する1900年代初頭のギブソン・スクリプト・ロゴ・デカールを採用。これらのディテールを補完するように、初期のJ-45を彷彿とさせるスロープ・レクタングル(クローズド・スロット)のローズウッド・ブリッジが備えられています。ナットとサドルにはボーンを採用し、ブリッジピンにはTUSQ®を使用。J-185 Century 12-Fretは、ギブソン・オーバル・ティアドロップ・ピックガードを装備し、ヴィンテージ・アンバー、ヴィンテージ・サンバースト、エボニーのサテン・ニトロセルロース・ラッカーで手作業により仕上げられています。プレミアムなCentury Collectionツイード・ハードシェルケースが付属します。
J-185 Century 12-Fretを手に取り、12フレット仕様のギブソン・ジャンボだけが届けることのできる、表情豊かで芳醇なサウンドを体感してください。