世界恐慌による後遺症が社会に蔓延し、依然として芸術・文化における楽観主義が後退していた1930年代中期、ギブソンは新たな”アドバンスト(進歩的)”をコンセプトとする製品ラインアップを企画しました。その中のモデルの一つがアドバンスト・ジャンボでした。しかしながら1936年から1939年のみの少量生産であったこともあり、演奏性が抜群で最上のサウンドを奏でる名器であったにも関わらず、当時、その存在は世間に大きく認知されるに至りませんでした。
この度、Gibson Customは「1936 Advanced Jumbo」を再び蘇らせます。サーマリー・エイジド加工が施されたアディロンダック・レッド・スプルース・トップ、ローズウッド・バック&サイド、Waverlyチューナーを採用し、アーティストやコレクター垂涎の往年のトーンと名声を復活させます。
マーフィー・ラボの熟練ルシアーによるヘヴィー・エイジド加工がギター全体に施され、ヘヴィー・エイジド仕上げが施されたハードウェア―と相まって、数十年にわたり存分に弾きこまれてきたヴィンテージギター同様の演奏痕が再現されています。ギブソン黄金期のオリジナル・モデルならではのサウンドキャラクター・風合い・フィーリングを存分に感じることができる仕上がりです。深いウェザーチェックの入ったフィニッシュ、プレイヤーのベルトのバックル痕、プレイヤーの腕と接するボディエッジ部分やネック裏での塗膜面の摩耗等、細部にわたりヴィンテージギターの風合いを醸し出しています。